竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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26歳になったビリギャルが語る「仕事観」とは!?

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こんにちは。 ゴールデンウィークが終了!本日は軽い話題で、竹村です。 この記事がなかなか面白いですね。 慶応大に進学した“ビリギャル” その後の物語 この本で話題の「ビリギャル」です。
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
(2013/12/26)
坪田信貴

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タイトルの付け方と装丁が秀逸で、かなり売れているようです。 この娘が書いた本と勘違いして買っている人もいるようです。 竹村も一応、Kindle版でダウンロードして流し読みはしました。「読み物」としてはそこそこ面白いかと。 このビリギャル、「聖徳太子」を「セイトクタイコ」と読むなんておバカぶりがオンパレードで書かれてますが、その見事な「へらず口」から、頭の回転が悪いわけではないんですね。家庭環境と色々あって「全く勉強しなかった」だけです。 結構こういう生徒はいるもんですね。 こういう生徒が「環境を変えよう」と自ら思えば、逆転合格力を発揮します。 で、その後の「ビリギャル」の記事ですが、大学では勉学には燃えず広告サークル、アルバイトに精を出し、大手ブライダル企業に就職。

「自分の大事な人が同じ日、同じ時間、同じ場所に集まるのは結婚式しかない。親への感謝が伝えられる場でもあり、人生一番のイベントに関わるのは、究極のサービス業と感じた」

ということで。 しかし、2年半で「現実」をみて辞めてしまった、のです。

マイクにリボンをつけるだけで1000円、赤いバージンロードを引くのは5万円と、なるべくオプションをつけさせる営業を強いられた。そのくせ、社員総会には花火をあげたりして派手にお金をつぎこむ。「お客様思いじゃない」と違和感を感じた。

やはり「営業する」「利益を上げる」「ビジネスを拡大する」というところが、自分の中でつながらなかったんですね。基本的に一度限りのお客様を相手にする「ブライダル業界」というのは、特にそのへんが難しく離職率は高い業界です。ビリギャルさんの場合は、大学時代に「お客様を大切にする飲食店」でアルバイトして、そこでのサービス目線がみについてしまい、それが「辞める」につながっているわけです。 意外とこのパターンは多いです。 でも、ブライダル業界自体に愛想をつかしたわけではなく、今は従業員10人という小さなブライダル会社で頑張っているようです。

「ネットで本の感想を読むと、私も頑張ってみよう、とか前向きなメッセージが多くて、それを見ていると泣けてきます。今の私は、こんなに言ってもらえるほど、頑張っているのかな、と。自分も負けないように頑張らなくちゃと思います」

頑張って欲しいと思います。 本日はこんなところで。