竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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在学中に会社設立「茶話本舗」FCで起業!に拍手!

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こんにちは。 ザックジャパン逆転勝利おめでとうございます、竹村です。 しかし、サッカーはあまり興味がなく周りの盛り上がりを楽しむことにします。 facebookのシェアからこんなニュースを拾いました。 「介護通し地域貢献したい」大学在学中に起業した山中さん 7月、デイサービス開所 小山 これは応援したいですね。

山中さんは大学3年の冬、「生まれ育った栃木で地域のために働きたい」と、就職について考え始めたが、県内には、女性が結婚や子育てと仕事を両立できる企業は少ないと感じたという。「働きたい会社がないのなら自分でつくればいい」。そう思い、フランチャイズ(FC)本部が多数出展するイベントへ通う中で出合ったのが「茶話本舗」だ。

そこから塾や家庭教師のアルバイトで資本金ためて起業、という見事な行動力。 前にも書いたと思いますが、竹村は「新卒で就職せずにフランチャイズ起業」という流れはあっていい、と考えています。 希望の就職がかなわなかったら、それを「見返してやる」というパワーに変えて起業すれば、かなり成功確率は高い気がします。「金が無いじゃないか」という意見も多いと思いますが、100万や200万の金なら、必死のアルバイトで貯めることは可能、それをしなくても「親・親戚」に熱く語れば、必ずつくれる金額です。それで開業できてしまうFCもかなり選択肢があります。 もっと初期投資がかかるFCでも、本部に「分割」等を交渉すれば、かなりの確率で道が開けるでしょう。 「会社での実務経験を最低3年くらいはつまないと…」なんていう意見も、もっともそうに聞こえますが、実はその「根拠」は怪しいです。意識と目線を高くもてば、「社会人として必要な常識・知識」は日々のビジネスから学べます。大企業における「研修」はなかなか体系的で素晴らしいですが、全て「本に書いてあること」です。 もちろん「会社(雇われるという立場)でしか学べないこと」というのはありそれは、勤めないと感覚として身につかないのですが、逆に「雇われる」という立場で仕事をすることによって、「失われる」ものも多くあるのです。 ただ、上の山中さんのような行動をとれる人、というのは珍しいでしょう。 周りに「事例」がないですから。「働きたい会社が無いなら自分で起業すればいい→未経験でもフランチャイズを利用すればいい→フランチャイズショーに行ってみよう!」というのはきちんとした論理でつながっていますが、そんなことしている人は周りに誰も居ないので、普通はできません。 このところ色々噂を聞く「茶話本舗」なのが少し心配ですが、「途をつくる」「事例となる」意味で頑張って欲しいですね。 本日はこんなところで。