竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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「すらら」の「脱FC(フランチャイズ)」の考え方に一言!

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こんにちは。 相変わらずの雨・雨・雨、竹村です。 コインランドリーオーナーの皆様の笑顔を想像し、この雨に感謝しましょう。 さて、このところ、 ゲーミフィケーション学習教材「すらら」 についての質問がよく来ますね。 こんなIRがあったこともあるのでしょうか。 「すらら」 導入学習塾数600校突破 ~デジタル教材が普及、脱FC(フランチャイズ)の概念が拡大~ 「脱フランチャイズ」を「掲げるものの、今年の3月に開催された「フランチャイズ・ショー」でもかなり派手にブース出展してPRしてましたから、そこで資料をもらって話を聞いた、というも多いのでしょう。 やはり、 脱FC(フランチャイズ)の概念が拡大 と言われると、やはり一言言いたいところですね。

脱FC(フランチャイズ)とは、加盟金やロイヤリティーを排除し、オンライン学習教材「すらら」のID数に応じた使用料だけをいただきながら、ノウハウの共有や塾経営者の横のつながりをもたせる勉強会やSNS、販促ツールなど、通常、FC本部がロイヤリティーの対価として加盟店に提供しているサービスを無料で提供するものです。

これだけ読めば個別指導塾のフランチャイズに入って「加盟金やロイヤリティを払うのはムダ」ということになります。 どうでしょう…半分くらいは当たっている、というところでしょうか。確かに現在「加盟募集」している個別学習塾FCの中には、「すらら」が無料で提供しているフォローツール以下の程度のものしかないところもいくつかあります。 ただ、なら、「FCに加盟する必要無いですね!すららで充分ですね!」と聞かれば、「そうですね!」とは答えられません。 「すらら」はあくまでも進化した「教材」であり、学習塾というのは「教材」さえ良ければ成功する、というものではないのです。まずは◯◯◯◯であり、それは「すらら」をPRすればうまくいく、というわけではありません。 「すらら」は「ツール(道具)」であり、それを誰がどう使うのか?という話です。 近くに新しい塾がどんどん出来て生徒が減ってきたので、アルバイト講師を減らして「すらら」中心に切り替える、という安易な発想では、まずうまくいきません。 「導入に費用がかからないので安易に入れるところが多い」というのが、「すらら」の弱点、だと思っています。 公開ブログではこのくらいまでしか書けないのが残念ですが、本日はこんなところで。