竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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竹村流「ブラックFCの定義」とは!? FC選びで「情報弱者」になるな!

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こんにちは。

 

1年の後半戦7月がスタート!竹村です。

 

先週この記事

「無店舗・一人起業・初期投資小」フランチャイズ検討のポイントとは!?

を書いたからでしょうか、 「ブラックFCを教えて下さい!」 「ブラックFCのリストはありますか?」 というような質問をいくつか頂きました。

 

前にも一度書いたとは思いますが、そのような質問には答えられません。 勿論、竹村の頭のなかには「あそこは…」というところがいくつかあり、今回のように起業相談を受けた方がそのFCを検討している、と言われればそのFCについての「個人的見解」をお話しています。

 

ただ、それをリストで示す、というようなことはできませんね。「あそことあそこは気をつけたほうが…」みたいな言い方もしたことはありません。

 

一応、竹村的「ブラックFCの定義」を示します。

1>加盟数より撤退数の方が多い

2>1年で半分がやめる

そして、

3>「営業」のオーバートークが酷い (加盟前と加盟後であまりに話が違う)

 

というところでしょうか。 そんなFCの場合、基本的にネットで丁寧にそのFCについての情報を検索すれば「その実態」が語られているはずです。 また、ネットで色々検索してもそのFCについての情報が全く出てこない、広告しか出てこないというケースも、今の時代おかしいでしょう。

 

ブラックでなくてもグレーです。社長がブログもSNSもやってない、加盟店のブログも出てこない、というようなFCは注意が必要です。 そうやって、「自分で判断していく」姿勢が必要です。

 

FC選びにおいて「情報弱者」になってはダメ、ということです。

 

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ただ「ブラック」という言い方、くくりも非常に曖昧なものですね。そもそも「ブラック企業」という定義すら人によってかなり違います。 「雇用に関する約束を守らない企業」「長時間労働させる企業」「すぐ社員が辞める企業」「給料が安い企業」・・・などバラバラです。 それで「ブラック企業」という言葉を共通語かのように使って会話、議論するのも、おかしな話だと思いますね。

 

本日はこんなところで。