Evernote創業者の、計算したら起業は割に合いません、会社なんて始めるべきではありません、という話
こんにちは。
京都へ向かう新幹線の中から、竹村です。
昨夜facebookでしたいつもの「酔いどれ戯言」ですが、いつもより反響が。内容は「起業は損得で考えてるようじゃ駄目ですね 」というものだったんですが、ベンチャー・リンク時代の上司N氏からは、
細かく計算したら独立なんてとても無理。だって夢は現実でないから夢、リスクは現実だからね。リスクが高すぎる訳よ。だから細かく計算できないというより、計算しない奴が独立する。君もね…
と。 そりゃそうですね。現実というルーペで見れば「リスク」のみ拡大されるわけです。 確かにご指摘のとおり、竹村もフリーでやれるか?5人家族が食えるか?なんて「計算」はしてません。 「なんとかなるだろう」「なんとかならなければ、なんとかしよう」程度の考えだったと思います。
エコランドリーマンマチャオの三原社長からは、 最初に、
ハイリスクローリターンですよね(*´∇`*)
と頂き、その後、
起業すると、1年でサラリーマンの10年分位の経験と人脈ができます。あとはやりがいですかね。お金だけの損得勘定だけだったら起業はお勧めできないです。起業直後は365日24時間、リゲイン的に戦えないんだったら、起業しないほうが良いですね。
なんて。 三原社長は今は、リゲインが半分以上はワインに変わってる感じですが(笑) 甘くはないよ、腹をくくって起業しなよ!ということですね。
正直なところ、竹村自身は起業のメリット、素晴らしさを享受しています。 サラリーマンに戻る、なんて考えられないですね。 ただ、これは個人の性格、志向、環境その他様々な要素があり、「全員が起業すべき」というのは暴論です。
基本、起業は厳しいよ!失敗したらどうすんの?という話を聞いて、足が竦むようなら、とどまるべきでしよう。
起業を簡単に考えるなよ!という話で一番面白いのはフィル・リービン(エバーノートCEO)のインタビューではないでしようか? かなり古いものですが、ずっと竹村のアタマに残っています。 読んだことない、という方は是非。
もうすぐ京都です。