竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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そういえば、のび太は起業して成功していた!「就職できなきゃ起業する」は間違いか?

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こんにちは。

 

年収5億円・独身・イケメンでふなっしーの“中の人”がモテモテ←テレビマンの間では、ふなっしーをキャスティングできることが年末の賞与に反映される、とは笑えます、竹村です。

 

そりゃ「中の人」はモテますよね。寄ってくる女性はカネ目当てかそうじゃないか、なんて議論はレベルが低い。個人的にはマネックスの松本さんが独身だったことの方がショックラージ!

 

さて、ネットでちょっと面白いブログ記事を発見。 チケットストリート会長のブログのようですが、「ドラえもん」ネタで旬。

 起業家がドラえもんにタイムマシンを借りてやるべきこと

 

お子さんと「STAND BY ME ドラえもん」を観たあとに、「会社の倒産の恐ろしさ」について質問されて…という書き出しですが、確かに! のび太って「起業」してましたよね。思い出しました。漫画のこのコマ、よ~く覚えてます。

 

 

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そうですよ、のび太は起業してたどころか、「起業して成功していた」わけです。 「大成功」したから立派な社長室があるわけですから。 その社長室で花火をやって爆発し、会社が全焼!!!というのが「のび太」なわけですが。 なぜドラえもんがやってきたか?

就職できなくて自分で会社を立ち上げたものの、社長室で花火をして会社が全焼。 会社は倒産し、その負債がのび太の「ひ孫」の代まで返済が続くため、野比家は窮乏。 耐えかねたひ孫の息子のセワシが、過去を変えるべくドラえもんを送り込む…

そう、これがプロローグでした。 チケステ会長さんが、

子供向けマンガのご都合主義的なフリとして片付けられない、恐ろしいまでのリアリティが ある話です。

 

と評するとおり細部まで見事な設定、流石は藤子・F・不二雄です! 会社が倒産しても自己破産するので借金が孫子の代まで残るはずはないのに何故?という点にについては、上のブログで書かれてますから割愛して、竹村が注目するのは、 就職できずに会社を作る というところですね。

 

当時の高度経済成長中の日本で、なかなかコレはレアなケース。でもそこから40年経て、今は「転職できないから起業」組が溢れてますね。 そして、もうひとつ考えてしまうのは、のび太の起業→大成功にもリアリティがある、ということ。

 

大学受験は受からない、就職はできない…それはある意味「社会不適合」だからです。 みんなとおんなじ事をやると、苦手。勉強もスポーツも音楽も全部ダメ。 しかし、こういう「みんなと違う」という資質の持ち主は起業して大成功、という可能性は高いんですね。出来杉君みたいのはせいぜい優秀なサラリーマンになるのです。 「みんなと違う」だけで引きこもる、みたいなタイプはダメですが、のび太には抜群の「コミュニケーション力」がある。友だちが多い。

 

だから、「のび太の起業→大成功」という設定には大いにリアリティを感じたわけです。 社長というのは人と違うことやんなきゃダメでえすからね。社長室で花火やるくらいの(笑)。

 

本日はこんなところで。