仕事のデキる若者向け「天狗にならないための」アドバイス〜周りを見下すな感謝しろ
こんにちは。
今朝のモーニングサテライトの「リーダーの栞」のコーナーはマネックスの松本大社長!、竹村です。
大江アナとの電撃婚を発表し「このタイミングは偶然ですが…」なんて真相は闇の中的紹介コメントの後、 モンテーニュのエセー を座右の書としてあげられてました。 このコーナーにありがちなビジネス書や中国古典ではなく、モンテーニュなんてもってくるところが流石、大江麻理子アナを射止めちゃう格好良さ、でしょうか。
エセー〈1〉 (2005/10) Michel de Montaigne、 他 商品詳細を見る |
なんと松本効果かAmazonでもモンテーニュ関連が「一時的在庫切れ」が多発。普段はあまり売れてない、ということでしょう。
さてさて、本日は仕事のデキる20代の若者と話をする機会がありました。 少し詳しく書くと誰だか特定できてしまうのでボカシますが、竹村が関わるフランチャイズの加盟店で圧倒的成果をだしている若い社員です。 入社して1年ですが個人で成果を出し続けたので、今はポジションも上がり先輩社員やかなり年上の社員まで巻き込んでチームとして成果を出すところまできています。 しっかり話すのは3ヶ月ぶりくらいでしたが、かなり「成長」を感じました。
「圧倒的成果」について褒めると、 「普通にやることをやりきってるだけです」的返答。 この「普通にやることをやりきってるだけです」というフレーズは、こういうヒーロー状態の時結構よく聞きます。 ただ、このフレーズを言う時の「内心」は結構様々な気がします。 気をつけなければいけないのはここからの「慢心」ですね。 やるべきことを普通にやるだけなのに他の人は何故できないんだろう?という疑問から、考えが少しづつ曲がっていき、周りを見下し始めるわけです。 これは危険な徴候ですね。昔流に言えば「天狗になる」ということです。
なので、 やればできることをやろうと決意しても出来ない人が多い。能力とかそういう話ではなくてそれが「世の中」というもの。でもそんな「世の中」だからやるべきことをやりきるだけで、段違いの成果が出て驚かれる。なので、そんな世の中=周りのお陰=相対比較で勝てるんだから「感謝」しないと。 というアドバイスをしました。
「見下す、バカにする」のと「感謝する」のは真逆です。 バカにしながら世の中チョロいな、と思うのと、心からこの状況に「感謝する」のでは天と地くらい違うわけです。
これはなかなか難しいですが、何かを感じてくれたのでは?と思います。
本日はこんなとこころで。 今週のメルマガは明日配信予定です。