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竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界25年これまで30を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界25年 FC専門家の情報発信。
竹村義宏公式ホームページ www.fc-takemura.com



FC加盟検討で「情報」を集めすぎると加盟のチャンスを逃しますよ、という話

竹村義宏のフランチャイズBlog

こんにちは。

 

2014年ヒット商品ランキング>日経トレンディが発表に!竹村です。

1位アナ雪、2位妖怪ウォッチ…子ども系に大人が巻き込まれる、というのがメガヒットの要因ですね。第4位の「ジェルボール洗剤」って何だ?と思いましたが、竹村家のものもコレに変わってました。流石はヒット商品!

 

さて、前回UPした記事について質問(意見?)を頂きました。

好きにならなきゃ好きな理由はわからない!byごめんね青春!~メルマガ配信しました。 の中で書いた、

「いろんなFCをリサーチし尽くして行き着いたところに加盟するよりも、動機が不純なかたの方が意外と上手くいく、んですよ。」と表現したりしますね。 「いやホント、たまたまこのFCみてピンときました!」みたいな方がうまくいくのです。

 

という部分について、たまたまとか、ピンととか「専門家の意見としてあまりに乱暴じゃないですか?」とのご指摘を頂きました(笑)。

 

意見としては良くわかりますが、これは竹村の「経験則」から言えることなのです。

 

フランチャイズの検討、というのは「情報を集めて、調べて、勉強して、考えて」加盟すれば、成功確率が上がる、というものではないのです。 勿論、本部がイイカゲンなことをやっているブラックFC、訴訟なんかで炎上中のFCなんかは避けることはできます。ただ、「自分に合った良いFC」というのは「情報を集めて、調べて、勉強して、考えて」ということで見つけられるものではない、のです。

 

逆に、あまりに「情報」を集め調べすぎると「加盟できなくなる」といえます。

 

例えば、本部の話だけでは不安なのでひとつでも多くのオーナーの声を聞こう、と既存オーナーを訪ねまくる方がいますが、こういう方は「加盟への踏ん切り」がつかなくなります。「やってる方の意見」というのは結構むずかしいところがあって、上手くいっているオーナーほど「厳しいよ、甘くないよ」という方が多いですし、逆に上手くいってないオーナーが負け惜しみ的に「オレはやってよかったね」なんていうケースも良くあることです。

 

そもそも人の「言い方」というのはそれぞれの「傾向」というものがありますし、普通に考えて「他人」に正直に全ては話しません。「本部に叱られると面倒だから当たり障りにないこと言っとこう」みたいなのが多いわけです。 仮に全てのオーナーの話を聞いて、FC全体の情報を把握しても、自分が加盟してどうなるか?はわからないわけです。 加盟オーナーの声、だけではなく「情報」というのは常にそういうものですね。

 

基本「自分」というものがしっかりしていないと「振り回される」だけです。 先程はやってるオーナーの声を聞きすぎると加盟できなくなる(「加盟のチャンスを逃す)という事を書きましたが、その他にも周りの人の意見で簡単に考えが変わる人も多いですね。いろんな人に相談すれば、基本は「慎重に」という意見が多いわけです。 奥さんに「大丈夫なの?」と言い寄られて気持ちが揺らぐようなら、成功するわけないので辞めといたほうがイイわけですが。

 

少し話がそれました。 繰り返しますが、 「情報を集めて、調べて、勉強して、考えて」というアタマの中でやることは、成功には近づかない、ということです。アタマで考えてできるのは「リスクを把握」までです。「事業シミュレーション」なんかも本質的にはリスクを把握するために作成するものであり、その数値どおうりになるかならないか?は「やる人の取り組み」つまり「行動」次第、なわけです。

 

よくこの「事業シミュレーション」について、ほぼこの通りで考えておけばOKですか?とかこの何掛けくらい割り引いて考えておけば安全ですか?という質問をされる方がいますが、正直に答えるならば「それは分かりません」という答えになるでしょう。

仮にその数字がこれまでの加盟店の実績の「平均」から算出されたシミュレーションであっても、その人が「平均」かどうかなんてわからないわけですから。

 

少しクドくなりましたし、話がまたそれました(笑)。 「いやホント、たまたまこのFCみてピンときました!」みたいな方がうまくいくケースが多い、という経験則は、その裏に「情報を集めて研究し尽くす」というアタマの努力は成功には直結していないということがあり、その「逆説」として正しいのだと思っています。

 

本日はこんなところで。