竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
竹村義宏公式ホームページ www.fc-takemura.com



起業するのに世の中の景気は関係なし!アベノミクスの国策を起業に活かせ!

竹村義宏のフランチャイズBlog

こんにちは。

 

先週はブログのUPが少なかったので、今週は「ほぼ日」でいきたいと思います、竹村です。

 

このブログも始めて2年半、1000記事を超えてきたので記事検索から「良い出会い」が沢山起こるようになりました。フランチャイズに関する何かを検索して、それに関連したこのブログの記事を見つけて、それで竹村のことを知って、そこから武田塾を知り、ヒーローズを知り、マンマチャオを知り・・・という流れですね。

 

なので、ビジネス的には毎日更新、の必要はないわけです。 でもアクセス解析でみると、約100名位の方が、2日一度はアクセスいただいているようなので、そのような方は「それなりに毎日更新を期待して」読んでいただいているのかと。 なので、できる限り毎日、で更新していこうと思っています。前回のメルマガにも書いたとおり、「アウトプットし続ける」という意識によってインプットの質が段違いに変わるので、個人的にも頑張らないといけません。

 

さて、今朝のニュースですが「7~9月」のGDPが大幅に下振れ、ですね。

GDP、予想外の1.6%減 首相、消費増税延期表明へ

 

「率」もさることながら、プラス予想から一気にマイナス、ですからこれは少しビックリでしょうか。でも消費マインドの落ち込みだけでなくGDPの場合在庫調整とかの影響もありますからねぇ。 この数字は内閣府から今朝計算結果が出てきたわけではなく、恐らくは先週概算は出ていたはず。そこから安部総理の「消費税先送り」を掲げての衆議院解散、という流れが決定的になってきたわけですね。

 

しかし、おそらく全政党が「消費税先送り」を掲げて戦うという争点のない選挙ですね。野党は自民党のこの「やり方」と「アベノミクスは失敗である」というようなことを主張するとは思いますが、アベノミクスがNOなら、ではどうすれば良いのか?が示せないのはあいもかわらず。「まだ病気だから薬を投与し続ける」という日銀黒田総裁に対し、その薬が違うんだ、これを飲め!と言えないところが野党の弱さです。少なくとも民主党なんかは、自民党から「あんたらがやったらもっとひどくなる」という切り返しに抗せないでしょう。

 

何度か書いていることですが、起業するのに「世の中の景気」というのはあまり関係ありません。 景気が良い時に起業した方が成功確率が高い気がしますが、そうでもありません。景気が良いという状態は大企業に有利な状態で、大企業がガンガンお金を使えるような状況下で、起業したばかりの小さな企業(個人)は不利なのです。 逆に不景気の時は、大企業は抱えているコストを支えきれず戦闘力が鈍ります。そレに対してコストが少なく小回りのきく小さな企業(個人)は有利なのです。 そもそも「景気」というのは季節のようなもので、いい時わるい時あるので、そういうことは関係なく「継続的に、長期的に」できる商売で起業することが大事だと思います。

 

とくに個人起業の場合は。 今言いたいのは、今の景気がいいのか悪いのか、とかとは関係なく国が「国策」として起業を支援している、この風向きは利用しない手はない、ということですね。 具体的に言えば、 政策金融公庫の融資が通りやすく、借りやすく なっているのです。

 

民主党政権になった時、民主党は「起業を応援する」みたいなことも掲げていたのですが、この公庫の融資が引き締められたのは記憶に新しいところです。この「公庫」の態度というのは、その時の国の舵取りで大きく変わるのです。民主党時代は審査が通りにくい、のと合わせて融資はOKだが減額、というケースが多々起こり、本当に困りました。減額されれば広告宣伝などの費用を削ることになるので、失敗確率が高まるのです。

 

それが自民党政権に変わり、アベノミクス。 これで大きく潮目が変わりました。 アベノミクスを力を利用すれば現在明らかに起業しやすい状況下にあり、「超低利でお金が借りられる」ということは成功し易い、といえるのです。多少立ち上げの計画が狂ったとしても持ちこたえられますから。

 

過去にはこんな記事を書いてますね。参考にして下さい。

「政策金融公庫からの資金調達」に関する良書です!

 

本日はこんなところで。