高橋秀司社長の「上司には逆らえ」は目先・周りには合わせるな、ということ!
こんにちは。 寒波来襲、竹村です。
選挙戦は熱くなるのでしょうか? さて、勉強会でずっとご一緒している社長の「本」が出ました。
上司に逆らって出世するか 言うがままになって失敗するか: 会社で成功したかったら「出る杭」になりなさい! (2014/11/30) 高橋 秀司 商品詳細を見る |
高橋社長は、現在フランチャイジーとして、 モスバーガー3店舗、サーティワンアイスクリーム11店 を経営されているオーナーです。 もともとは明治製菓でサラリーマン=薬品部MR(営業マン)として、上司とはぶつかり嫌われながらも出世。しかし阪神大震災をきっかけに想うところありサラリーマン生活にピリオド。ドラックストアチェーンに移りそこでも業績を一気に拡大、そこからさらに「独立」して、現在FC14店舗のオーナーとして成功されている方、です。
サラリーマンとして成功、独立して成功、という方ですが、毎月1度、勉強会で話を聞かせて頂いていて、まぁ一言で言えば「変わった方」なんですね。本の表紙はパネルクイズアタック…の(故)児玉清さん風ではありますが(笑)、一貫して世間・大衆とは別の視点からものを見ている人です。
そういう「自分の考えるところ=信念」を一貫して貫いていれば、変なストレスもなく、物事うまくいくという見本のような方です。 確かに「上司」として高橋さんのような方がいたら、ヤヤコシイ、感じはします(笑)。
本のメインメッセージは、 たいがいの上司というのは「目先(短期的視点)・自分の事」しかみていないので、そこに「合わせる」のではなく、もっと「大きいとこ・もっと長期的視点」で仕事せよ! ということです。
確かにそのとおり、とこれだけ読めばうなずくく方は多い、と思います。けど、一般ピープルはなかなかできませんね。 それは近くにいる上司の言うことをきいて合わせていたほうが「楽」だからですね。日々波風立ちませんから。
でもそれでは「楽」ですけど、「いい仕事」はできません。 なぜなら、その「上司」が大抵の場合ダメ(=目先主義・自分主義)、なんですから。上司の言うことを聞いて仕事していたら、いつのまにか会社に貢献していない、みたいなことがまま起こるわけです。 「課長島耕作」が専務島耕作→社長島耕作→会長島耕作、になるのは、課長時代の上司、中沢喜一 と出会い中沢さんが社長になるから、ですね。通常「中沢さんみたいな上司」というのはいない、わけです。
課長島耕作 (1) 新装版 (2003/10/10) 弘兼 憲史 商品詳細を見る |
この漫画を読んだことがある方なら、どれだけ「上司」というものがダメか、がわかるはずです。 でもサラリーマンというのは通勤電車で「島耕作」をフムフムと読みながら、一歩会社に入ると上司をみて、そこそこ機嫌をとって仕事をしている、という・・・そこがヘン、ですね。
それは自分自身が「目先の楽」しか考えていないからだと思います。 この本は高橋さんがサラリーマン時代に周りとは違う考え方をして、違う行動をとって成果を上げていく、というところまでで、「独立後」のことはほんの少ししか書かれてません。
竹村としては高橋さんのような「自分の考え」をもち「常に曲げない」方が、いかにフランチャイジー(加盟店のオーナー)として成功されるのか?そこが聞きたいところ、ですね。
二冊目の本まで待てないので、来週お会いするので聞いてみます(笑)。
本日はこんなところで。