竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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フランチャイズにおけるロイヤルティの解釈、そして増殖するFCの意味とは!?

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こんにちは。 三船美佳さんの晴れ晴れしい幸せ笑顔には少しは相手のことを考えろよ、と思いますが、竹村です。 まぁしかし、40歳のオヤジが16歳と結婚したんですから、そりゃこういうことも起きます。50歳と26歳とはまた違う話でしょう。 さて、昨日のメルマガの「Q&A」特集はけっこう反響がありますね。 朝一番で、2年位前に一度だけ簡易相談にのっただけの某FC本部社長(サービス系70店舗)から電話があり、昨日のメルマガのロイヤルティのところを読んで、ようやくウチの間違いに気づいた、と感謝されました。 こういうのはなかなかいい気分ですね。 メルマガを読んでない、という方も多いと思うのでコピペすると、

<Q8>同じくFCにおける「ロイヤルティ」とは何の対価ですか? <A>これも「仲間」としてその商売を継続していくために支払い続けなければならない経費、という感覚で、何かの「対価」、例えばスーパーバイズに対して支払うもの、という考え方は間違っています。その商売で儲けるための「変動コスト」であり、儲かれば儲かるだけ大きくなるもの、です。FCに加盟する際はオーナー面談で「この社長に一生ロイヤルティ を払うぞ、この社長を儲けさせるぞ」くらいの考えが必要で、そういう気持ちになれない場合は注意が必要です。

そのFC本部社長は、教科書どおりに「ロイヤルティは経営指導の対価である」という認識だった、とのことですが、そんな間違った教科書で勉強しちゃダメ、ですね。 「社長のところでも業績がよくて成功してるところほど手がかからなくないですか?」 と聞くと「まさにそのとおりです」と。 なので、「ロイヤルティは経営指導の対価である」なんて間違いなのです。 成功するところは手がかからず、むしろ本部や周りの加盟校にノウハウを提供しながらたくさんのロイヤルティを払います。不採算店、不調店は払うロイヤルティは低いのに、本部としてはコストが大いにかかる、わけですから。 経営指導料をいただいて指導してあげる、というような「お客さん」のような関係を築いてはダメなのです。 本部が目指すべき道はただひとつ、 手がかからないでたくさんロイヤルティを払ってくれる成功店をつくる ことです。 そういうところを集めるのが加盟募集です。 間違っても「ロイヤルティは払うのでしっかり成功まで面倒見てください」なんてところを集めちゃダメなのです。そんな人は成功したらロイヤルティが高い、払いたくないとか言い出すのです。 メルマガで答えたようにロイヤルティは、「何に対する対価?」というようなものではなく、儲ける、成功のための変動コスト、なのです。 そういう方向性にするためには、加盟時点で「この社長に一生ロイヤルティを払うぞ、この社長を儲けさせるぞ」と思わせるくらいの魅力、というか器が、FC本部の社長には必要だ、ということになります。 だから、FC本部の社長というのはビジネス能力が高ければ誰でもできる、というものではありません。 さて、話題を変えて。 「武田塾」のFCポスターの第二弾のイメージがあがってきました。 このポスターのデザインとコピーのセンスは非常に気にいっているのです。 「噂のヤバイ○○○が増殖中!」 このフレーズが急成長するフランチャイズ、というイメージを的確にとらえているのです。 今まで見たことのない、何か新しく面白いものが、急に広がっていく・・・ これこそがフランチャイズの本質、なのです。 セブンイレブンだって最初は7時から11時まで開いているちょっと狂ったアヤシイ店だったわけです。でもそこに今までにない便利さがあり、それに気づく人がいて急速に広がっていったわけで。フランチャイズってもともとはそういうもんです。そのくらいのインパクトというか特異性があるものなのですね。 ちょっと気にしてたら一気に勝手に増えているというところを表現している「増殖中!」という表現も本当に的確。 コピーライターっていうのはいい仕事をするものだ、と拍手です。 ということで全国で増殖中!の「武田塾」、2月の説明会が決まりました! 2月は   2/4(水)  18時   2/14(土) 13時   2/21(土) 13時 の3回です。 説明会参加申し込みフォームはコチラから 本日はこんなところで。