年内100店舗!?福岡の宅配「デリズ」が首都圏FC展開
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
ダイソーの108円ワインが話題!←原価はいったいいくらなのか、竹村です。
このワインと二つ、三つツマミをセレクトして「ダイソー飲み」もありですかね(笑)。
さて、本日は日経朝刊からコチラのニュース。
弁当宅配のデリズ、首都圏でFC展開
「年内100店舗」とありますから、どこかのコンサル会社とか入ってそうですね。
高齢者宅配の方向ではなく、あくまで専門店レベルの美味しいメニューを家庭に届ける、というスタイルですね。ホームページで動画を見るとチラシを超えたちょっと立派なメニューを配る、というところが面白いかと。
「宅配」はピザであろうと寿司であろうと、釜飯、とんかつ何でもですが「販促の8割」はメニューチラシのポスティング、です。魅力的なメニューチラシを作って季節感を出して少しづつ変え、定期的にポスティングを続ける、やることはこれだけです。
なので、「メニューチラシ」の質が命なのです。宅配寿司で「銀のさら」がトップブランドになったのも実は「チラシのデザイン力」が大きいのです。銀のさらのチラシのレベルを個人店とか小チェーンが作り続けるのはなかなか難しいですから。
ということから考えると、
「宅配」ビジネスというのはFC化に合っている
といえるわけです。
本部に質の高いメニューチラシを制作する力があれば、「集客」というとこころで勝てるので全国展開しやすい、からです。
という視点から見て、このデリズさんの「ファミレスのメニューみたいのが家にある」というような発想は面白いのかと。
デリズ「公式サイト」
もちろん専門家的にネガティブな視点からは、この「宅配」という分野は将来確実にコンビニとの戦いになるわけで、その部分にリスクはあるのですが、コンビニを超えればいいだけの話ですからね。
社長のご経歴とかを見ると、もともと訪問販売で成功し億の年収を稼ぎ、そこから事業を多角化して失敗、逆に借金が1億残りそこから再起、という方で、普通に考えればかなりガッツのある方でしょう。
少し興味をもって展開をウォッチしてみたいと思います。
本日はこんなところで。