竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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堕ちた「マネーの虎」たちのフランチャイズの悪用を思い出す・・・

竹村義宏のフランチャイズBlog

こんにちは。

 

Valentine EveがFriday the 13th!竹村です。

「義理チョコ抑止令!」のサイバーエージェント社はどうなんでしょう? 賛否両論あるんでしょうが、こういう仕事の本質とは違う部分で、自分の会社について色々言い合う、のはなかなか良いこと、な気がします。

 

さて、本日は昨日ネットでシェアされてて発見したこの記事。なかなか面白いですね。「レッツ☆起業」の記事からです。

 

マネーの虎に出てた6人の社長がその後に転落した理由を推察してみた

 

マネーの虎」で吠えてた社長たちが、実は張り子の虎だった、なんてことは衆知の事実でアチコチで語られ尽くしているわけですが、「共通点」というフィルターから分析されています。

何故、あれだけの実力を持った社長達がここまで落ちてしまったのか。 当時志願者達に語っていた成功哲学は間違っていたのか。

こう書かれれば、やはり興味がありますよね。 一人一人、かなり丁寧に分析したまとめ、として、「堕ちていった虎たちの共通点」は以下のとおり。

 

1、ビジネスには必勝のセオリーがある、と思っていて、

2、成功とは、どれだけ会社を大きくしたかである、と思っていて、

3、夢を掴むためにはマネーが必要、と思っていた という3点が共通しており、それは「旧常識」であり、通用しなくなった、という結論です。

 

う~ん、正直、この結論はわかったようなわからないような、です。

 

竹村自身の結論は、 虎たちは、成功することと、成功を継続することの違いが分かっていなかった ということですね。

 

成功することは簡単で、それを継続するのが難しいのに、「成功しただけ」で調子にのってしまって勘違いした、ということです。

 

ビジネスというのは一発あてることではないですね。花火は一発では意味が無いのです。次々上がるからそしてドンドン大きいのが上がるから人は見続けるわけです。

 

この「虎」たちは一発はそこそこ大きな花火をあげましたが、その後が上がらなかった、わけです。 そのあたりはこのブログでも何度か記事にしてます。

 

「マネーの虎」を思い出し、成功よりも継続、成長を胸に刻む 「生活創庫」倒産!?どん底からの「再起」よりそのあとが難しい、という話

 

病気になるのは能力がないから!?高橋がなり節に「経営者の覚悟」を考える

 

またまた「マネーの虎」社長の倒産ニュースが・・ フランチャイズで起死回生!の本部には注意!!!

 

けっこうしつこく書いてますね(笑)。 しかし、今回もう一つの「ダメ虎たちの共通点」があることに気づきました。

 

それは、 フランチャイズを悪用 したことですね。 6人のうち4人がフランチャイズ事業を展開し、他人を巻き込んで失敗、大失敗させています。

 

個人的にはコンサルタント顔した小林敬氏が「大喝!」、川原さん>南原さん>堀之内さんの順で「喝!」ですね。

 

そして、紹介した記事に書かれてて思い出しましたが、確かにマネー志願者の方もかなりの比率で「夢はフランチャイズ展開!」と語ってました。

 

イデアひとつで番組でマネーを得てそのビジネスを成功させフランチャイズ全国展開で富豪を目指せ、みたいな感じでしょうか。

 

気持ちも理屈は分かりますが「マネーに目が眩んだフランチャイズ化」というのは確実に失敗します。

 

それはこの番組の「マネーに目が眩んだ虎たち」を見れば明らか、ですね。 本日はこんなところで。

 

本日はこんなところで。