竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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「会社から与えられるのではなく会社に与えろ」という話

竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。 現実を受け入れるのと、諦めるのは違うんじゃ!、竹村です。 昨晩の流星ワゴンの忠さんの台詞ですね。 さて、フランチャイズとは関係ない話題ですが、昨日facebookのシェアで発見して、かなりひびいた記事なので紹介。 なぜ「他社の選考を受けてから判断したい」はNGなのか。>日18時間会社創りに没頭する34歳経営者の日記

S君:「ヴァンテージさんが一番志望度が高いです。8割位は意志は固まっています。ただ、他社の選考も受けてから判断したいので、今ここでと言われると、、、」

これは成長企業でもまだ小さいアーリーステージの会社の採用では、本当によく出るフレーズ。 それに対して、社長は言います。

僕:「そう。つまり、相対的にその時の自分にとっていい会社を探してるんだよね。これはつまり、与えてもらうことしか考えてない人の発想なんだ。じゃあ、その会社に入ってみたら思ってたのと違ったり、5年後、10年後に会社に求める条件が変わったりしたら、どうする?」 S君:「…」 僕:「そういう人は転職する。何故ならば、会社、環境は選ぶものだと思っているから。そうじゃないんだよ。会社や環境は創るものなんだ。クリエーションするものなんだ。」

社長と話して意気投合したのに、もう少し他社をみたい、というのは「与えてもらう」人の発想である、というのは確かにそのとおり、ですね。 失礼だ、とかそういう話ではなくて、そういう発想では成功しない、のです。 そこを「教育できた」という意味で価値ある面談ですね。 就活生たちは日本的教育の中で、偏差値競争からの延長で会社選びをしていくわけです。「いい会社を選ぼう!」というのは普通は少しでも多く「与えてくれる」会社を選ぼう、という意味です。「自分を伸ばしてくれる会社」なんてのも少し言い方はかわってますが同類です。 でも、本来「会社と自分」の関係というのは本来そうじゃないですね。 会社にぶら下がって食わせてもらう、んじゃなくて、自分の仕事で会社を大きくしていく、という関係です。 与えられるんじゃなくて、与える。 最初から「与えられる」を期待する、というのはある意味、最初から「負け組」を目指す、と同義な気がします。会社を引っ張るんじゃなくて、ぶらさがりたい、ということですから。 少なくとも急成長中する会社、ベンチャーでは「俺がこの会社を大きくする」くらいの発想をもつ人材でなければダメなわけです。 社長との就活面談で、S君はそこが分かった、ということです。 さてさて、本日午後は月に一度のエコランドリー マンマチャオさんでの営業開発ミーティングに参加。 「物件開発」の専属担当Nさんが入社して約二か月。 徐々にコインランドリー用物件が上がってきました。 コインランドリービジネスは立地、物件で決まります。よく「飲食店は立地、物件が8割!」なんて言われますが、それならコインランドリーは「立地、物件9割!」でしょう。 それくらい大事、なんですね。 だから「良い物件」が発掘できる仕組みができてしまえば、沢山の開店希望のオーナーが集まり、開店後も売上の良い、儲かる店ができるわけです。 Nさん、会社を大きくしてくれるか? 活躍に期待します! 本日はこんなところで。