「3.11から4年」を竹村の仕事から振り返る・・・
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
本日は税務署に「納税」に行ってきました、竹村です。
竹村の住む浦安市はお隣の市川市にある市川税務署が所轄です。
もちろん、行かなくてもいいわけです。申告書類はe-Taxで簡単に提出できますし、プリントアウトして郵送すれば税金は引き落されますから。
ただ、フリーになって5年、毎年現金持って納税に行ってます。
これは「気分」の問題ですね。
竹村のようなフリーランスにとっては、1年に1回のこの納税はいわば「成績表」のような意味もあるわけですね。今は以前このブログでも紹介したクラウド型の会計ソフトのお陰で、常に今期の「成績」は見えているわけですが、やはり、最後は成績表をもらうような感覚で、自ら納めに行きたい、というところでしょうか。
この時期に税務署にいくと税金が戻ってくる還付申請の方と、竹村のような納税の方と二通りに分かれるわけです。どちらに対するあいさつも事務的な「ご苦労さまです」であるとが少し気になったりしますが、まぁ国民の義務、ニコニコ払いで納めたいと思います。
日本という安全で高サービスな国家に産まれたことには感謝、ですね。ニュースを見ていれば酷い事件もあったりするわけですが、どう考えても他国に比べれば、また同じ日本でも50年前、100年前に比べれば「安全で安心して豊かに生活できる」国であることは間違いない、と思います。そこに感謝です。
また、このような形で「稼がせて」いただいている仕事関係者の方々に対する感謝ですね。
「稼がにゃならん!」と目を三角にして必死に働くことはなくても、上手く回っているのはお付き合いをさせていただいているフランチャイズ本部の方々とコミニュケーション良く仕事ができているからに他なりません。
そして・・・昨日は「3.11から4年」の日でしたね。
たった4年前か、というのが正直な感覚です。
フランチャイズショーの開催が終わった翌日の土曜日だったことを思い出します。
竹村の住む新浦安の街はニュースでも有名になりましたが「液状化」の被害をもろに受け、自宅周辺はかなり大変なことになりました。道路なんかがグチャグチャになり最寄りのコンビニが泥に埋まったりしました。
もちろん生活は水が出ない日々が続く、等大変だったわけですが、今から思えば「仕事はどうなるのか?」というのはかなり大変なことだった、はずです。一旦、経済活動がとまり、ビジネスができない、わけですから。竹村のようなフリーランスで仕事をしていたら来月以降お金が入ってこないかもしれない、のです。
ただ、当時を振り返っても「仕事が無くなる」なんて不安はほぼほぼゼロ、だったのです。
それは、震災は大変な打撃には違いないが、それによって起業する人が減る、とかフランチャイズを取り組む人が減る、ということはない、というこがすぐに実感としてわかったからですね。
当時、メルマガもブログの更新もできなかったわけです。ビジネスに関する話は自粛、です。
ところが・・・震災から1週間くらいからはナント、「問い合わせ」が増えたのです。
震災を契機に色々考え会社をやめて自分でやる、ということを決意した、みたいな問い合わせが少しづつきました。そして震災前から起業を検討していた人、フランチャイズを検討していた方も、ほぼ全てが挫折はされませんでした。予定通り、中には予定を早めてスタートする、という決断をされました。放射能が心配で九州に移住したい。今すぐ九州で取り組めるFCを教えてくれ!なんて人もいましたね。
これは竹村にとって、大きな経験でした。
社会、経済に大事が起こっても人は起業する、ビジネスをする、のです。
何が起こっても人が生活している限り経済活動があり、ビジネスが成立する。
これは自分で商売をする上で、大きな認識だと思います。
そんなことを思い出した「3.11から4年」でした。
本日はこんなところで。