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竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界25年これまで30を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界25年 FC専門家の情報発信。
竹村義宏公式ホームページ www.fc-takemura.com



「受験サプリ」や「勉强サプリ」はサプリメントですよ、という話

旬なビジネス
竹村義宏のフランチャイズBlog

こんにちは。

 

サントリー食品「レモンジーナ」販売一時休止、年間目標を2日で出荷←いくらなんでもねぇ、竹村です。

 

「販売休止のお詫び」広告を出しまくる、というのも「話題づくりのサントリー商法」だとはわかってますが、「2日で年間目標」というのはやりすぎでは(笑)。

 

でも薄味のファンタオレンジみたいなオランジーナも定着してますからね。やっぱりイメージ、が大事です。

 

さて、このところ立て続けに「受験サプリ」をはじめとする「低額のネット学習」「低価格オンライン教育」について質問をいただいてます。

 

一昨日もNHKの「おはよう日本」でも特集してましたし、リクルートが「受験サプリ」の小中学生版「勉强サプリ」の募集を開始したこともあるでしょう。世の中で盛り上がってきてるんでしょうね。

 

おはよう日本」でも「受験サプリ」について「受講者28万人」と紹介。

 

 

たしかに28万人といえば、大学受験生の「半分」が受講している、という計算になります。 リクルートは「受験サプリ」を立ち上げた山口文洋氏をリクルートマーケティングパートナーズの社長に大抜擢することを発表、なんと37歳、です。

 

 

上の記事によれば「受験サプリ」の発想のヒントは、山口氏が高校生向けに大学や専門学校の情報を提供する部門で、マーケティング担当として全国津々浦々を回る日々の中で、

 

近くに予備校がないことや経済的な理由で進学を諦めた高校生と出会った。「所得や地域による教育格差をなくすビジネスをやりたい」。

 

と、思ったところにある、そうです。

 

「所得や地域による教育格差の解消」どこかで聞いたフレーズではありますが、「理念」として素晴らしいものでしょう。

 

ただ、本当のところは現在東進衛星予備校の独り勝ち状態で膨らんでいる「映像授業」の市場をかっさらう、というビジネス的発想があるはずです。 東進に通えば年間50万はかかる費用を、「月額980円」でやれますよ、という。 「今既にある市場に低価格で挑んで顧客を一気に獲得する」というのはリクルートのやり方としては、わりと珍しいかもしれませんね。リクルート的には「低価格オンライン教育」という新しい市場をつくった、と言い換えるんでしょうが。

 

なんか今週はリクルートについてばかり書いている気がしますので、そのへんの詳しい話はやめにして、「受験サプリ」「勉强サプリ」に代表される、 「低価格オンライン教育」は流行るのか?教育を変えるのか? ということについて、答えたいと思います。

 

結論から言えば、 受講者は増えブームにはなるでしょうが、受験産業が大きく変わることはない と思います。 「低価格オンライン教育」が一気にシェアをとり、塾や予備校が街から消える、なんてことはない、ということです。

 

何故か? それは、「オンライン教育」というのは基本的に「独学」になるからです。 これは非常に重要なポイントだと思うのですが、 「独学」というのはごく一部の人をのぞくと、「自分の得意分野」でしか成果は出にくい のです。

 

受験勉強に向いているor受験勉強が得意(と思っている)な人なら、「受験サプリ」や「勉强サプリ」を効率的に使ってサクサク成果を出していく、と思います。 が多くの受験生はそうではないでしょう。 ツライ勉强を弱い自分と闘いながら、時には周りに励まされ時には尻を叩かれながら、なんとか継続するのです。

 

これはやはり、「ダイエット」の例がわかりやすいでしょう。 同じ理屈、ですね。 「ダイエット」が得意な人、というのはいるのです。そういう人は、カロリーを減らすとか運動をするとか自分でダイエット法を実践する中で、自分にあったダイエット法をみつけ実践し、継続し、成果を出します。これは「独学」です。

 

でも多くの人、フツーの人はできないですね。だから「食べる量減らして運動量多くして」とやることはわかっているのに、ライ◯ップに何十万も払うわけです。 フツーの人は「独学で成果が出ない」のです。 「受験サプリ」「勉强サプリ」で成果を出していく人、というのはもともと「自分でデキる人」です。

 

あと、もうひとつ書かせていただくと、「受験サプリ」「勉强サプリ」の「サプリ」というのは、なかなか秀逸なネーミング、だと思うわけです。 どのような考えがありこの名称に決まったか?は情報がないですが、「サプリなんて軽い感じでいいの?」という議論はなかったのでしょうか?

 

まさか「月額980円なんだからサプリ程度でしょ!」なんてわかってつけた確信犯!なんてことはないと思いますが・・・ サプリ←サプリメント=supplement=補足・補助 ですからね。 サプリは効き目はそれぞれあるけれども、絶対に「主」にななりません。 「サプリは食事ではなく、食事を補うもの」です。

 

本日はこんなところで。