フランチャイズとブルーオーシャン戦略のいい関係、について
こんにちは。
昨晩は目黒の仙波さんhttp://senba-meguro.com/で久々に会食、竹村です。
この店はホント美味しいです。歌舞伎町にもう少し近かったらもっと行くのに(笑)…残念です。
さて、前回の任天堂について書いたブログで、もう少し補足したいところがあります。
「ブルーオーシャン(戦略)」について、です。
この「ブルーオーシャン」という言葉はかなり適当に使われています。
会話の中だけでなく「提案書」なんかでも、そりゃどう考えてもせいぜい「ニッチ」でしょ、とか単なる「差別化の延長」でしょ、というところにデカデカと「まさにブルーオーシャンなのです!」なんて使われていて頭が痛くなるケースは多いです。
まず、本当の「ブルーオーシャン」というのは、普通に話したらなかなか理解できない、想像できないレベルのものです。
簡単な説明や、二、三行の解説で「なるほほど!これはブルーオーシャンじゃん!」なんていうのは、ブルーオーシャンじゃありません。ちょっとした差別化レベルのものが多い。
説明しても相手がよほど関心がないと理解が出来ない、普通に聞いたら「そんなのありえないでしょ?」というところから始まるのが、ブルーオーシャンというものです。
ですから、「サービス・商品」として世の中に出した時、普通はすぐには売れませようなものが多いわけです。消費者にとっては「なにそれ?」という感じで利用するイメージがつかない、のです。
それこそが「今まで世の中になかったものである」証明です。
「誰が行くの?誰が使うの?」というところから、本当のブルーオーシャン的ビッグビジネスが生まれる、これが基本です。
そして、ブルーオーシャン的ビジネスが花開く過程には「フランチャイズ」という仕組みを利用するのが戦略として正しい、と思います。
世の中に今までなかった、新しい商品・サービス。これを一気に全国に広げるために使うのがフランチャイズの正しい使い方、です。
竹村が関わったFCでいえば、東進衛星予備校も、車買取り専門店ガリバーも、最初はビジネスとして全く理解されない、というところから始まってます。
その他の成功したFCを考えてみても、やはり最初はどこか「理解されにくい部分」があったものが多いです。その最初理解されなかった部分が、いつの間にか「今まで無かった付加価値」に変わって成功したのです。
ブルーオーシャン戦略とフランチャイズは相性が良い、ということです。
今度のメルマガでもう少し詳しく書くかもしれません。
本日はこんなとこころで。