セブン-イレブン鈴木会長自ら試食し続ける意味、とは?
こんにちは。
いやー熱いっ!そしてこんな時に書斎のエアコンが故障!、竹村です。
まぁ機械ですからそんなこともあります。急いで発注しましたが工事は金曜日。そんなもんでしょう。
思わずAmazonプライムでこんなのを買ってしまうか、との誘惑にもかられますが…今ポチれば夜届きますからね。
Dyson タワーファン(リモコン付 アイアン/サテンブルー)dyson Pure Cool(ピュアクール) AM11IB ダイソン 扇風機
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ダイソンとはいえ扇風機だ、と自分に言い聞かさ、なんとかガマン(笑)。テレビでチバテレビつけて甲子園の千葉県予選などみて「まだマシだ」と心頭滅却しますっ。
さて、本日まずはこれ。
セブン-イレブンについては書かれ尽くしているので、新発見はないわけですが、やはり鈴木さんの発言をまとめて読むと多のコンビニを圧倒するのはうなずけますね。
やはり、高付加価値PBに舵を切るときの
「どこも価値訴求に重きを置いたPBを出していないときに、あえて我々はこれをやろうと考え、取り組んできました。また歴史的に見ても、PBは安く売るためということで出てきたのは事実だとしても、その時とは時代がもう違っていると考えたわけです」
という言葉なんかナルホドなと思いますね。現場は見ずに時代を見る、主義の鈴木さんですからね。やはりこの他がやってないからやろう、というリーダー的発想が違うわけです。ロ社やファ社はやはりセブン-イレブンをみて追いかけようと思ってる気がします。
しかし考えてみれば、「無印良品」というのはもともとは、西友のPBだったわけで、まさにあそこに高付加価値PBの「芽」があったんですが…
あとこの記事からはここですね。
「私の味覚が優れているから合否を決めるために試食をやっているのではない。トップ自らが試食を繰り返しやっているということで、商品の品質の向上を重視しているという姿勢が示され、絶対にいいかげんなことは許されないという緊張感がそこに生まれてくる。これが大事なことです」
そういうことなんですよね。あの冷やし中華を食ってダメ出しをし続ける図をみていると、どうしても涙眼で鈴木さんの表情をうかがう担当者に感情移入してしまい、「この老人の判断がどこまで正しいんだ?」と思ってしまうのが人心、というものですが、違うんですね。
イイカゲンな仕事は絶対許さないよ、という姿勢、なんですね。
舌が違うんじゃなんくて「考え方」が根本から違う。
ここが重要なわけで。
鈴木さんは「マーケット」とか「お客様」なんかを見ていない、というスタンスがありそこが好きですね。
「マーケット」とか「お客様」をみてそれを重視したら、
それらに合わせてしまって本当にいいものはつくれない
と考えられているようです。
コンビニというのは究極の「変化対応業」であり、世の中の変化に対応していかなければならないわけですが、マーケットに対してリーダーシップをとって変化を作り出していくセブンと、マーケットに受け入れられようとしてありきたりのものしか提供できないその他コンビニとは差がつく、という話ですね。
本日はこんなところで。