「飲食業は人生の全てが学べる給料付きの学校だ!」昔そんな時代がありました…
こんにちは。
週刊ポストなんかはかなり書いてますが、やはり大手マスコミとしてはあまり大きくは取り上げられないですよね。村井名誉教授のMEGA地震予測はというのはドンドン進化している感じで説得力があります。
先日このブログで紹介した鴨頭さんのマクドナルド本をKindleで読んでみましたが、そこまでの内容、とは思えませんでした。マクドナルドについてはより濃い内容を書いた本がいくつか出てる、とういこともあるかと思いますが。
とはいえ、鴨頭さんのメルマガに登録し、いくつかYouTubeにアップされている動画をつまんでみました。その中にこんなフレーズがありました。
飲食業は人生の全てが学べる給料付きの学校だ!
どうでしょう?
もしかしたら、何のことを言ってるのかワカラン、という人も多いかもしれません。少なくともこのフレーズが多くの若者に支持されるなら、ワタミなんかもあんなことになっていません。
そういえばワタミは先週こんな記事が出ましたね。
正直、本当か?というところですが、ここまできているとすれば本当に倒産への道かもしれません。数字を見る限り介護部門は儲かってますし、これを200億で売る、なんてことになるのは明らかにキャッシュフローの危機でしょう。ベンチャー・リンクが当時好調だったカーブス本部を売却していった、なんてことを思い出します。
ワタミだけでなく大箱のチェーンに酒屋は一部をのぞき、かなり苦戦しているのは週末の店舗をぞいてみればわかります。少し前までは週末はどこも混んでるし、あそこにのチェーンなら広いから入れる、というような団体客がいて、その層がかなり売上を支えていたと思うのですが、彼ら彼女らはどこに行ったのか?
さて、話を戻して、
飲食業は人生の全てが学べる給料付きの学校だ!
というフレーズ。
竹村が牛角をはじめとする飲食FCを売っていた時は、当たり前のフレーズであり、ある意味、この考え方に賛同して時給の何倍も働いてくれるアルバイトスタッフたちが、あの時期の飲食チェーン業界を一段押し上げました。
考えてみればワタミ創業者の渡邉美樹氏こそ、自らの体験をベースに、仕事こそ自己変革までできる修行場である、ということを言い続け、そこから「24時間仕事のことだけ考えろ」なんていうフレーズが出てきたわけです。
当時、渡邉美樹氏のこんな発言は、もちろん嫌った層も多くいましたが、やはり企業として大きな成果を出していましたので、マスコミはこの「ワタミ流」人材育成を持ち上げていたわけです。
今セブン&アイの鈴木敏文氏に近いくらいのカリスマ経営者として持ち上げられた時期もありました。
確かに鈴木さんの発言は理論的であり、渡邉さんの発言は根性論にちかいところはありましたが、世の中の常識をひっくり返していく、という方向性は同じくくりのように感じます。
その渡邉さんが率いたワタミが、この状況というのは…正直個人的には残念ですね。
昨日は、久々「これは!」とひびいた飲食フランチャイズを視察してきました。まだここで詳しくは書けませんがが、かなり面白い業態だと思います。
もちろん、今飲食業ではスタッフ=店長・アルバイトの採用難、という大問題があるわけですが、そこはクリアできる業態なので、チャンスだと思っています。
本日はこんなところで。