CoCo壱番屋のハウス食品による買収について考える
こんにちは。
どんなことが起こっても「びっくりぽんや」で受け止める柔軟性、これは確かに大切ですね、竹村です。
「あさが来た」はどんどん面白くなっていく印象。
さて、昨晩は家族で居酒屋。長女が中学に入ってから部活の関係とかでスケジュールが合わず行きにくくなりましたが、月に一度は家族5人で居酒屋Dayです。
昨日は 目黒の割烹・和食 彩食美 仙波 さんで。
昔は和◯でも土◯土◯でも喜んでた子どもたちも、だんだん舌が肥えてきました。そして妻殿が「お父さんは毎日ウメーもんつまみに酒を飲んでいるんだ」と洗脳するもんですから、月に一度くらい旨いものを食わせろ、となるわけです。ということで、ついにいつもは社長たちと食べている店で(笑)。
で、この「仙波」さんは以前も一度このブログで紹介しましたが、旨い店、です。昨日も刺身から土鍋めしまで堪能しました。
写真を撮り忘れたんで「どう旨いか」が伝わりづらい感じですが、一言で言えば、「素材が良くて料理人の腕がいい」のです。
だから旨いに決まってます、よね(笑)。
席数が14席しかなく、予約をしないと必ず入れるとは限らない、ところが玉に瑕ですが知る人ぞ知る旨い料理屋、とはそんなもんでしょう。
さて、こんなフランチャイズニュースがありました。
20%近くの株を持つ大株主ですし、カレールーの提供の関係でCoCo壱番屋はハウス食品の存在無くしては経営できない規模にまで成長しましたから、規定の路線でしょう。「変人」と言われたカリスマ創業者の引退のあとも業績は安定成長という感じでしたので。
壱番屋は1978年創業。5月末の従業員数は752人。CoCo壱番屋は国内に1218店舗(9月末)あり、あんかけスパゲティやハンバーグの店なども展開している。今年5月期の売上高は440億円、営業利益は46億円、純利益は27億円。フランチャイズ店舗を含むグループの店頭売上高は899億円。
大雑把に計算して、
900億÷1200店舗=7500万÷12ヶ月で、1店舗あたりの1ヶ月の売上は625万円ですか。
1日で約20万。
もっと高いイメージですが、アルコール、ドリンクはでないわけですからこんなもんですよね。単価800円として1日250杯のカレーが出るわけですから、やっぱり大した店です。
ハウス食品はかなりの良い買い物、のはずです。ルーを供給して儲けて、CoCo壱番屋のフランチャイズで儲けられるわけですから。
少し似たような形にタリーズコーヒーをフランチャイズごと買収した伊藤園がありますが、あれも伊藤園としてはタリーズのイメージ商品の販売も含め利益に貢献し、成功している、と言えるでしょう。
こんな形の、変人のカリスマ経営者が創業して成功させたフランチャイズを、大企業が買っていく、というのは今後もあるでしょうね。
えっ?CoCo壱番屋の創業者ってそんなに「変人」だったの?という方は、コチラを。
本日はこんなところで。