フランチャイズも「懐疑の中で育ち、楽観で成熟する…」のです
年収1000万円と300万円の働く男性 人生の満足度を比較 ←これで300万の方が以外に満足度が高い、というのはある意味当たり前、ですね、竹村です。
お金とは別のところに価値をおいている年収300万と、お金に価値をおいて生きている1000万なら、300万が幸せに決まってます。年収1000万では「お金持ち」の生活なんてできませんからね。
28歳で独身一人暮らしで年収1000万、なら満足度は高いと思いますが。35歳で専業主婦に子ども2人、首都圏でそこそこのマンション住んで住宅ローン払って、なんて生活で年収1000万では家で飲むビールは発泡酒、です。きっと。
だから「年収1000万」で満足度が高いわけないんですね。
今日facebookに友達のIさんからこんな投稿がありました。
A 大企業に行って、毎日終電、土・日曜もときどき仕事をして年収1000万円。奥さまは専業主婦。
B 夫婦でフルタイムで働き、2人とも年収400万円。
税金や交際費、子供の医療費・高校の学費(無料になるには所得制限あり)を考えると、AとB家庭にそれほど所得の差はでません。
なるほどな、と思いますね。
独身サラリーマンは、会社で給料を上げるより、共働きでずっと働いてくれる奥さんをみつける方がずっとカシコイ、というわけです。
お金のことを考えると、そのとおり、ですよね。
「共働き」or 実家が地方なら「地方暮らし」これが、可処分所得をあげる確実な二策、ですね。
さてさて、本日は郵政三社が上場。
予想より上の株価がついている感じで、日経平均も400円高?
経営者として実業に投資していたときには恐怖感はなかったんです。人を雇って、機械を買って先行投資する。失敗して撤退することもありましたが、人材とかノウハウとか、次に生きる何かが必ず会社に残ります。
同意しますね。投資と経営の違い、ですね。
伝説の投資家が残した言葉に「強気相場は悲観の下で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観で成熟し、狂喜と共に終わる」というものがあります。相場を動かすのは絶望と狂喜なんです。
アメリカの投資家ジョン・テンプルトンの言葉ですね。
投資の世界では有名なフレーズですが、フランチャイズでに当てはめても示唆に富んでます。
最初の、
強気相場は悲観の下で生まれ
は違いますが、
次の、
懐疑の中で育ち、
楽観で成熟し、
なんかはそのとおり。
急成長するフランチャイズは、ある意味「懐疑」の中で育つんですね。
これから伸びるか伸びないかの意見が対立するなかで、急成長するビジネスが育っていくのです。
これはよく使うフレーズなのですが「分かる人には分かるし、分からない人には分からない」というフランチャイズが「大きく伸びるノビシロ」を持っているのです。
そして、多くの方が「あのフランチャイズはスゴイ!」と認められる時期というのは、実は「楽観で成熟」した段階であり、あとは「狂喜と共に終わる」に向かうスピードの問題です。
株で言えば、売り買いが交錯する段階が「成長期」であり、皆が「買いだ!」と走るのは狂気であり、そこからは終わりに近づく、んですね。
フランチャイズも株も高値づかみしないことです。
ただ、「懐疑の中で育つ」銘柄、FCを「これだ!」と見つけるのは難しい。
宋さんは、サラリとこう言いますが。
相場を動かすのは人の心理。だから、人につられるのではなく、きちんと自分のアタマで考えることが大事だと思います。
きちんと自分のアタマで考える。
しかないんですよね。「フランチャイズ脳」を鍛えましょう。
本日はこんなところで。