竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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「炎上」の元祖、井戸社長。「ステーキけん」はFCとして学ぶべき点多いと思う。

竹村義宏のフランチャイズBlog

こんにちは。

 

日経平均は本日も500円以上下げてますね、竹村です。

 

日銀の肩透かしに加えて、米為替報告、日中独など大幅な黒字国5カ国を監視リストに このニュースがはいってきて市場はビックリ。為替介入ができなくなると緩和とかマイナス金利の効果がよめなくなりますので、これはETFの枠を大幅に拡げるという対策にいくでしょう。

さすがに参院選にむけこのまま下降トレンドを続ければ、結局4年前(アベノミクス前)に戻った、と言われますから、政府としては何がなんでも支えてくるはず、です。なので連休明けから株は高くなる気がします。

 

それにしても昨日の天皇賞。このレースは平成の盾男に7つ目をとらせるためのレースだったんでしょう。北島三郎の「♪今日は豊さんの祭りだよ~」には感動。

 

 

さて、昨日は日曜日なのでメルマガを配信しています。

新フランチャイズ発想法 第326号

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今週の内容目次、です。

 

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1>竹村の一週間
2>今週のフランチャイズチャンネル
3>フランチャイズ本部「成功の新戦略」
フランチャイズ本部は加盟店実績を全て公開しろ!
4 >Q&Aコーナー
▼何故AO義塾を推すのですか?
5 >フランチャイズ用語解説
▼FC類似業態<FC similar business category>
6 >今週の赤ペンチェック
▼「有名になるというのはアホに見つかるということ」
イケダハヤト
7>竹村義宏物語
▼スーパー店長とマニュアルとロープレの関係
8>編集後記
▼春の連続GI 天皇賞春予想
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「Q&Aコーナー」は「AO義塾叩き」の質問に答えて、その関連から「赤ペンチェック」ではネットの個人批判、炎上についての話を。

これまた叩かれ方がヒドイ元?女子高生社長、椎木里佳さんいついても触れました。

 

個人的には今話題になっている舛添都知事の件も根っこは同じ、気がします。

 

今日の有料メルマガでホリエモンこの件について「一部のノイジーマイノリティやそれに乗っかる視聴率狙いのマスコミがどんどん煽ってきそうな予感、嫉妬や個人的に気に入らないという理由で叩くのはどうかと思う」と書いてますが、全く同意。都知事が週末別荘に行くのに公用車使ってどこが悪いのか分かりません。

 

「AO義塾叩き」の件で、「あれは炎上マーケティングでしょ?」と言われるのは、残念ですね。断じてそういうものではありません。炎上して有名になった、わけではなく目立ち過ぎたら叩かれた、わけですから。

 

 

 

久々に炎上マーケティングについて考えてみたくなりました。

 

そもそも「炎上マーケティング」というのはどういうことか?「マーケティング」という言葉がおかしくしてますが、これは仕組んで、図ってやるもんではありません。普通なら周りを意識して言えないことを、本音で言う、それが批判をあびて炎上する、だけです。

しかしそれによって有名になる、世間に知られる存在になる、というメリットがあるのも事実なので、そこを「狙え」ばマーケティング、ということでしょうか?

 

フランチャイズ業界で炎上マーケティング」という言葉を有名にしたのは、「ステーキけん」。本部社長の井戸さんだけでなく、加盟店オーナーまで炎上したりしてました。

 

過去記事からひっぱります。

 

ytakemura.hatenablog.com



昔の記事ですが、我ながらなかなかイイコト書いてるじゃないですか(笑)。

 

全国の加盟店のオーナーも、 井戸社長の「言動」に惚れて加盟した、という方が多いはずです。 であれば、ちょっと元気な仲間の加盟店が、 こんな 「炎上マーケティング」 を使うのも、想定内なのかもしれません。 で、こんな状況をプラスに使うこと も考えているのかもしれません。

 

この後、「ステーキけん」は井戸社長の「ガストなんてちょろい!」発言がすかいらーく社幹部を大激怒させ、「ステーキけん」の近隣のガストが採算度外視で「ステーキガスト」に業態転換される、という報復を喰らいます。

 

FC加盟店にとっては本部社長の不用意な発言によって業績に大打撃を被ったわけですから、本部に対して損害賠償を求める動きくらい出ても不思議がないのに、知り合いの加盟オーナーの話ではそういうこと言うオーナーは少なかったそうです。

やはり加盟の段階で井戸さんの常人を超えた人間性、言動に惚れこんで加盟してますから、そういうこともあるでしょう、という話なのです。

 

 

「ステーキけん」は上記のような件も影響しある時点で成長が止まり、FC店舗減の道をたどりましたから、フランチャイズとして「成功例」とは言えません。

しかし今考えても学ぶところの多いFCだった、と思います。

 

 

「 コスト1/5、ムダ0」それまでの外食FCの常識を壊した、方です。

 

 

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