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竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界25年これまで30を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界25年 FC専門家の情報発信。
竹村義宏公式ホームページ www.fc-takemura.com



「コンビニ店長の残酷日記」が売れて、共産党議員の「コンビニ問題」を国会でとりあげる!?

竹村義宏のフランチャイズBlog

こんにちは。

 

ネットのシェアで拾いましたが、この知恵袋良い回答ですね~、竹村です。

セキュリティエンジニアを将来の夢にしているのですが現在高2なの... - Yahoo!知恵袋

 

学校の先生より知恵袋(笑)。きちんとした姿勢で質問すれば、識者からのバランスのとれた回答が得られます。

 

セキュリティに関しては変化と進化も大変早いので、今役立つ技術を学んだとしても将来あまり役に立たないかも知れません。そこでお勧めするのは
(1)まずはきっちりと、セキュリティの前に「情報科学」「計算機工学」の基礎を身につけて、変化に対応できる知識を身につけておく
(2)常に情報収集と自学自習を怠らないクセを早くから身につけておく
ことです。

(1)のためには専門学校より大学をお勧めします。 

 

とりあえず大学へ行っといたほうが選択肢が広がるよ、レベルの話ではないところが素晴らしい。選択肢じゃなくて夢が広がる回答、ですね。

 

 

 

さてさて、世間はGWですが竹村はあまり関係ありません。家族サービスもしようとは思いますが、わざわざサラリーマンの方々の休みに合わせて混んでるところに行く気にはなりません。そのへんを子どもたちが理解しないところが少々困りますね(笑)。

 

 

 

さて、GW中もフランチャイズチャンネルはゾクゾク更新中。

www.youtube.com

 

これは、漠然とした質問でやや歯切れが悪い回(笑)、ですね。

 

 

動画では話が難しくなると思って話してませんが、「フランチャイズって何?」つまりフランチャイズの本質というのは、一言でいえば、

 

「弱者の戦略」

 

だと思っています。

 

 

儲かるビジネスモデルのネタ、ノウハウはあるがお金がない本部と、

人やお金は出せるが成功するノウハウがない加盟者が結びついて、

 

 

お互いの力を利用して大きなビジネス成果を出す仕組み、なのです。

 

 

 

え?本部にお金がない、というのはオカシイのでは、本部は大きな会社でお金持ちなのでは?と思う方も多いと思いますが、それは誤解ですね。

 

フランチャイズ本部をやる会社というのは最初は全部小さい、のです。

儲かる商売はやっているが、直営店をどんどん出店していくほどお金がない(銀行が融資してくれない)ので、フランチャイズをやるわけです。

 

 

上の動画で例に出してる、

 

ガリバー、牛角モスバーガー

 

みんな小さな会社だったのです。

 

 

フランチャイズで成功して大きな会社になった、のです。

 

 

そういうことが理解されず、フランチャイズというのは「大きな強い本部に小さな弱い人が加盟する」という認識が広がってしまうのはやはりコンビニの存在が大きいのだと思います。

 

なので、上の動画で、

 

フランチャイズといえば多くの人がまず思い浮かべるのがコンビニだが、フランチャイズの代表例と考えてしまうのは間違い

 

と言いました。

 

 

「日本型コンビニ」というのはフランチャイズを進化論的見方をすれば、としては完全に「特殊種」、でありフランチャイズの代表、ではないのです。

 

そのコンビニについて、共産党の議員が国会で発言。

コンビニ本部の“搾取”暴く/辰巳氏 「規制かける立法を」/参院決算委

 

内容自体は全く新しいことでもないですし、旧民主党政権時は「フランチャイズ法」の制定はかなり盛り上がったのは事実ですので今後に注目。

 

 

 2年前にこのBlogでこんな記事を書いてますね。

ytakemura.hatenablog.com

 

 

今回、国会での辰巳議員としては、

 

「不公正な会計が本部にばく大な利益をもたらしているという認識はあるか」

という切り口から

「不公正な会計が本部にばく大な利益をもたらしているという認識はあるか」

 

の結論に導きたいのだと思います。

 

 

共産党流フレーズで言えば「本部が利益搾取する構造」、確かに経営者ではなく労働者に近い、これはについては、たしかにあるでしょう。(ただコンビニで成功して多店舗展開している会社なんかはどう説明するんだ、と言いたいところですが)

 

ハッキリ言って、現状の「Cタイプ契約」つまり自己資金150万~300万程度で、店のオーナーになれて、なおかつ生活費を最低保証する、という契約は、契約自体が特殊すぎるのです。

 

そもそも初期投資の1/10も用意せず、収入を保証されるわけですから、本部に対して莫大な借り入れがあるのです。その状況で店舗運営を可能にする、そのために「不正」というか見る人が見れば不可解な会計、があるのです。

 

 

これはある意味仕方ない、というかバランスのとれた関係ではないでしょうか?本部に莫大な借金をして店をもてているのだから、お金の流れを押さえられるのはある程度仕方ない、という意味です。

 

 

先日発売されて売れている「コンビニ店長の残酷日誌」という本に、

 

加盟店の財布と通帳、帳簿を本部が管理しているようなもので、オーナーといえどもまったく自由には使えない。

 

という記述があるんですが、自由にさせたら使い込みを含め様々じな事故が起こる気がします。

 

 

 

本日はこんなところで。

 

 

記事中紹介した本。

コンビニ店長の残酷日記(小学館新書)

コンビニ店長の残酷日記(小学館新書)

 

 内容は「残酷」という表現とはやや開きがあり、コンビニ店長の日常が淡々と語られている感じ。「社会インフラにかかる負担は、もっぱらコンビニオーナーの自助努力に委ねられている」など、この仕事に誇りをもって取り組んでいる記述も多く、本部は嫌いだが全編通してよむとコンビニに対する「愛」も感じるくらい(笑)。「様々なことに悩まされながらも、私はこの仕事を全うする覚悟でいる。」わけですから。