トーチ出版、フランジャ(FRANJA)の雑誌が消え、WEBの会員限定サービスに移行!?
こんにちは。
さて、フランジャが休刊!なんて噂が流れてましたが、「休刊」ではなくて雑誌としての刊行が無くなる、というこですね。
年間購読をお申し込みいただいていた読者様には現金書留等にて
3月中にご返金が完了しておりますのでご確認下さい。
という表記からはかなり急な決定、なのかと推測します。
しかし、雑誌がなくなるのは出版界の世の流れ、コストから考えれば自然な成り行きですが、単に紙版がなくなりWEB版だけになる、ということではなくて、「会員制の限定サービス」になるというのは、興味をそそります。
しかし、6月から会員制とは発表されてはいるものの、会員価格はまだ未定。
なので余計に「会員向けの限定サービス」のイメージが沸かず、逆に興味をそそるわけです。
「FRANJA(フランジャ)」は創刊15周年ですから、竹村のベンチャー・リンク(VL)時代。それも当時の記憶としては、この雑誌の創刊くらいからVL社は経営が傾き出しました、というイメージがあります。
当時のこの雑誌の記事としては、VL社、VL系FCの批判記事が中心だったと思います。
VL社がつくった「フランチャイズ・バブル」という波に乗って創刊し、その後そのバブルの崩壊?の機を敏にとらえ、VL批判記事を連発しました。
当時VL社の会員サービスでBLP(ビジネスリンクパートナー)という仕組みがあり、この会員に属した企業がVL社が提携したFCに取り組んでいました。
発刊元のトーチ出版としては、FRANJAでVLのネガティブ面を大見出しで特集することにより、このBLP会員に雑誌を買わせるという販売戦略だったのだと思います。
当時VL社からみれば、本当に消したい雑誌だったわけです。
そこから15年。
ここ5年くらいは定期購読し、勉強させていただいています(笑)。
業界専門誌としてはこれだけ、まさに唯一の存在ということもありますが、内容も充実してますし企画も面白い記事が多い。
この編集方針には賛同します。
「会員向けの限定サービス」に期待したいと思います。
本日はこんなところで。