起業における「目標設定」の大切さ~「原田メソッド」は素晴らしいが難しすぎる
こんにちは。竹村です。 8月2日の木曜日です。 ロンドン五輪の盛り上がりは最高潮ですね。 昨日は男子体操内村選手が感動の金でしたが、やはり競泳200m平泳ぎ決勝。150mのターンまでTOPで世界新ペースで引っ張った北島康介選手。本当に「まさか金!?」の瞬間がありました。最後50mは力尽き、しかしそれを最後の10mでとらえて立石諒選手が銅メダル。素晴らしいストーリーに感動です。
この五輪中に書いておきたいことが、ひとつありました、それは、 「目標設定」のことなのです。 起業と目標設定の関係ですね。 とくに「個人起業」においては、この「目標設定」を上手にやり、それを日々意識して自分自身のモチベーションを上げ、アクションをきちんきちんとやっていく、ことが本当に重要です。
本当に、 「目標設定によって行動が変わり、成果がかわる」 のです。
しかし、これができないのです。 多くの方が。 理由は大きく2つあります。 ひとつは、 サラリーマン時代の「営業マンの目標」というようなものと、起業後の「目標」というのは本質的に異なること。
そして、 「目標設定」のやり方、というのを知らない方がほとんど、ということです。 「目標は少し高めに設定してその最低でもその80%を達成していく」 位に考えている方が多いのですが、このレベルではそれは甘すぎます。 もちろん無いよりいいのですが、恐らくこれだと少し上手くいかない状況が続くと、 「目標数字自体がおかしいのでは」 という気がしてくるのです。 目標設定はその設定する過程において、数字の「意味」をきちんと理解することが重要なのです。 「目標設定の方法」についていくつも参考になるノウハウがあります。 「最高峰」はこれでしょう。
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大阪の荒れた公立中学「松虫中学校」を、「態度教育」「価値観教育」で変革し、陸上競技で7年間で13回の日本一の実績を残した、熱血先生です。その「松虫の奇跡」と呼ばれた教育法は「自立型人間育成教育=原田メソッド」と呼ばれ、書籍やセミナーになりました。 で、その「原田メソッド」の根幹をなすのが、 「目標設定とその管理によるストレッチ」 です。 もちろん、そのメソッドの考え方はビジネスにも共通であり、好評でした。 竹村も一時期、大いに研究し、様々な部分で勉強させてもらいました。
ただ、この「原田メソッド」本当に難しい、厳ししのです。 それをより実施し、継続しやすくするために様々な「ツール」まで本当に丁寧に用意されているのですが、普通の「起業意識」の方にはややレベルが高いのです。 その昔、体育会に属しハードに目標を追いかけた経験があり、その経験を思い出して起業に活かそう、という方なら入りやすいと思いますが、やはり普通レベルの方には「挫折者」が多いと思います。
先ほど、目標設定テクニックの「最高峰」と書いたのもそういう意味です。 では、「一般ピープルレベルの起業」にはどのような目標設定が良いのか?
その方法を次回。 本日はこんなところで。