竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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「いきなり海外へ!」のセカ就に思う・・・

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こんにちは。 流石に今日は企業からのメールが一気に来てるな、と思う竹村です。 さて、昨日の「Mr.サンデー」の養豚ガール。 少しスポットの当てどころが違うよな、 という思いもありますが、 テレビ的には、  後先考えずに無謀に飛び込む若者 みたいな像が面白いのでしょう。 「安定志向」といわれる若者が何故? みたいな。 「いつかは海外で働いてみたい」ではなく、 「いきなり海外で働く!」 というのが、「セカ就」の流れだとか。 竹村的には、番組で評していた 「無謀力」 というより、 「直感力」 だと思いますが。 行ってみてわかりましたが、カンボジアという国には、 何かピンとくる魅力 が確かにあるのです。 それは、恐らく今の日本の抱える「閉塞感」みたいなものと関係あるんですが。 あと、「いきなり飛び込んでいける」のも、 ネット社会だから、ということも大いに後押ししてます。 カンボジアはある意味、日本よりネット環境が良いです。 「電話」なんて飛び越して「ネット」の時代になったからです。 ネットの環境さえ良ければ、 facebooktwitterで常に日本と、仲間とつながっていられますし、 ブログで「毎日」を発信できます。 周りの仲間から飛び出して、 誰もが知らない経験をして、 それを情報発信する・・・ これは面白いでしょう。 もちろん、それとビジネスがうまくいく、 というのは違う話ですが。 ビジネスで言えば、「成功事例」として紹介されていた、 明治大学を中退してエステで起業した、大濱さん21歳。 渡って1年で、すでに「若手起業家」という扱いでした。 これは、発展途上の国に日本のサービスを持ち込む、 という、ある意味 「タイムマシン経営」 ですね。 経済発展の「時差」利用しているわけです。 このやり方はやはり「期間限定」なので、早く行ったモン勝ち、でしょう。 トップで乗り込めば、その業態で拠点数NO1、にはすぐなれそうです。 思えば、一昔前は、フランチャイズ業界でも、 首都圏で流行ったビジネスを、3年遅れで地方でやる みたいな、「時差」戦略がありました。 「携帯電話」の代理店ビジネスなんかは、そんな感じで全国に拡がったと思います。 今は、そんな「時差」はほとんど考えられなくなりましたね、 「金プラチナ買取」FCなんて、瞬く間に地方に広がってしまいました。 「情報」のスピードが上がって、世界が狭くなった、ということでしょう。 本日はこんなところで。 「タイムマシン経営」は孫さんの言葉ですね・・・
あんぽん 孫正義伝あんぽん 孫正義伝
(2012/01/10)
佐野 眞一

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