「生活創庫」倒産!?どん底からの「再起」よりそのあとが難しい、という話
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
NYダウ、一時15000ドル超えもあり、史上最高値更新!はビックリ、竹村です。
オバマ政権でなかなか成果が出なかった「雇用」が好転、とのことですから、盛り上がりますね。
しかし、よく見ると、今は「世界同時株高」ですね。
アベノミクスによる日本株の高騰、ですが、「時の利」も味方してますね。
上手く回るときはこういうものです。
で、フランチャイズでは、ひとつ倒産情報。
「生活創庫」倒産>東京商工リサーチ
「マネーの虎」でも人気社長だった堀之内九一郎社長の「生活倉庫」が二度目の資金ショート。
ここ2、3年は「悪い噂」しか入ってきませんでしたので、仕方ありませんか。
ホームページもずっとこんな感じでしたし。
ここは、一言で言えば、
「知名度を使ってフランチャイズを上手く利用しよう」として失敗した
ということですね。
「知名度があるから加盟店が集まるだろう」
というような考えです。
正直、「フランチャイズを悪用した」くらいな見方もありますが、堀之内さんが最初からそんなことは考えていないわけで、「考えが甘すぎた」ということです。
元ホームレスという「どん底」から這い上がった堀之内さんですが、
どん底からの再起より、成功してからの継続のほうが難しい
ということがこの失敗から見えてきます。
「成功」するより「継続」「成長」し続けることの難しさ、を「マネーの虎」という番組は浮き彫りにしました。
ネットでは「猫レベル」なんて書かれてますが、ここに出ていたかなりの社長たちが、
「張子の虎」
であったことは「時間」が証明しています。
その辺、以前このブログにも書きました。
「マネーの虎」を思い出し、成功よりも継続、成長を胸に刻む
こことかもそうですよね。
竹村的には少々許せない「本部」です。
なんでんかんでん
まさか、上のようなホームページで加盟する方がいるとは思えませんが、この川原社長は3年前に、
「ブームも終わり全店の売上が下がっている、でも全国的な知名度はあるのでそれをフランチャイズ展開に活かしたい!」とインタビューで答えてました。
喝、喝、喝!ですね。
竹村のホームページに書いたてある文句ですが、
フランチャイズというのは、「劇薬」
なのです。
ものすごく「効く」反面、使い方=処方箋を誤ると、とんでもない「副作用」を喰らいます。
「生活創庫」もフランチャイズの「使い方」をわかっていないのに、加盟店だけ募集した結果がこの末路、だと言えます。
そのようなフランチャイズ本部は加盟検討の段階から外さなければなりません。
「フランチャイズ」という仕組みをよく理解し、活用できている本部を選べ、ということですね。
そうでなければロイヤリティを払う意味がありません。
「ここならロイヤリティを倍払ってもいい!」くらい思えるの本部を選ぶべきです。
本日はこんなところで。
「人気ブログランキングに参加中!
ワンクリックが励みになります。
人気ブログランキングへ 「虎」たちの中ではあまり「お金」を出さなかった印象。そんなに「調子に乗ってる」感は無かったと思いますが、少しカッコつけてましたかね。
人気ブログランキングへ 「虎」たちの中ではあまり「お金」を出さなかった印象。そんなに「調子に乗ってる」感は無かったと思いますが、少しカッコつけてましたかね。
どん底からの成功法則 (サンマーク文庫) (2007/01) 堀之内 九一郎 商品詳細を見る |