1996年のFC本部461社はその後どうなったか?という話
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
今日も相変わらず寒いですが今週末からは暖かくなる予報!竹村です。
名護市長選の結果「作られる側の市民」の目先を考え天秤にかければNOだということですね。沖縄県、日本の国の「全体、未来」の話ではなかなか通用しないのは分かる気がします。
さて、本日の日経本紙朝刊一面は、コレですね。
「労働力人口」なので、就業している方と合わせて「求職中」も含んでのものですが、
「35歳~44歳」で71.3%
はかなり高い数字ですね。
女性も普通に働く、子どもを産んでも働き続ける、という社会になってきているわけで、賛成か反対か?と問われれば、賛成です。
男が一人働いても年収500万すらなかなか厳しくなてきている現状で、なんとかその年収を上げよう、と考えるより旦那400万、奥さん200万で600万を目指すほうが明らかに簡単でリスクも低いですから。
DIDK(ダブルインカム・ダブルキッズ)のモデルが良いと思います。
ですから、当然ながら「働く女性」への環境整備というのは絶対必要で、そこも今回こちらの保育園フランチャイズを開発支援することに決めた理由ですね。
詳しくは先週号のメルマガを御覧ください
ただ、「働く女性」「子育て中も稼ぐ女性」が増えることには良いことだと思いますが、その「働き方」については一言あり、以前このブログで書きました。
「ウーマノミクス」!?に拍手!でも「女性の社会進出」という言葉はもうヤメましょうという話
「女性だからできる付加価値の高い仕事」はありますし、増えてます。
また、自分の時間がコントロールしやすい「起業」というのも選択肢としては充分考えられると思います。
少し話がそれましたが、今回「保育園ビジネス」の開発支援を決めた最大の要素は、有り体に言えば
「伸びる市場だから」
ということです。
社会的ニーズは高まるばかりで、そこにキチンとした運営をしているところが少ない、まだまだ足りないのだから、
商売として必用とされている
と思うからです。
やはり商売をやるのに「市場」は大事です。
ここにこんな本があります。
FCコンサルタントとして結構活躍されていた大野勝彦先生が1966年に出版された本ですね。
大野先生自体はその後の活動が拙く業界から「退場」させられた方で、竹村としては大いに「反面教師」にしなけらばならない部分もあるんですが、そんなことは今、関係ありません。
1966年時点で「FC本部」として存在した、
461社
が今どういう常態か?
ということです。
大雑把に言えば、
1/3が FC本部として存在しない←FC中止&倒産
1/3が FC本部として存在するが積極的加盟募集はしていない
ということで、
2/3は現在「アクティブ」ではないですね。
ここの数字をどう考えるか?
これは今週からのメルマガのテーマでもありますね。
ただ…
今回「伸びる市場」という話から何故これを紹介したのか?
というと、この時点では沢山のFC本部が並ぶのに、
そのほとんど全てが今やない
という業態もあるからです。
例えば、
ファミコン…は「13」のFC本部が並びますが全滅。
ビデオレンタル、なんかも残ったのはTSUTAYAひとつだけ、です。
1966年当時ファミコンソフトの買い取りレンタル市場はどう予想されていたか?
1966年時点でファミコンFCに加盟していたらそれは「下りエスカレーター」で前に進むようなものでしょう。
ただ、そういう市場に限ってその数年前までは人気商売であるからこれだけFC本部もあったわけです。
そんなことを考えながらこの461本部のリストを分析すると面白いですね。
これはまた書きたいと思います。
本日はこんなところで。
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