竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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「雇われない生き方」と「雇われない稼ぎ方」の差を「起業家宣言」で考える

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こんにちは。 巨人菅野投手のTシャツが35万!?、、竹村です。 「キング・オブ・カシミア」と呼ばれる『ルシアン ペラフィネ』というブランドらしいですが、この値段はビックリ!浜崎あゆみさんの「お家」もビックリ、ですが さて、本日はこの「広告」。 FC比較ネット「雇われない生き方」。 この「雇われない生き方」はリクルートアントレがずっと使ってきたキャッチフレーズで、そのままでいいのか?という気もしますが、まぁ、もはや使い古された感じだしいいんでしょう。 フランチャイズで「雇われない生き方」を手に入れる という表現について改めて考えてみると、会社を辞めてFC起業すれば「雇われない生き方」は100%手に入ります。ただ、「雇われない稼ぎ方」はそうではないですね。 雇われないで稼げるか? はこれは人それぞれです。 「雇われないで生きていく」というのは、企業家としての大成功、からプータローまで色々あるわけで。 竹村自身は「雇われない」で生きて4年以上たちます。 この状態について「どうですか?」ということは良く聞かれます。 「どう?」の中身は、恐らく、 稼げますか?食ってけますか? ラクですか?タイヘンですか? 不安定じゃないですか? 不安じゃないですか? みたいなところでしょうか? ただ、これは正直答えようがないですね。 冷たい言い方をすれば「貴方と私は違うので」 離婚して再婚して今は幸せそうな人に、「私も(離婚して)やり直した方がいいでしょうか?」と聞くようなもので、「自分の場合はこうだった」という話はできても、それが他人に当てはまるとは限らないですからね。 さて、話を戻して「雇われない生き方」の反対として、「雇われる生き方」というのは、やはり  安定している ことは事実でしょう。 もちろん、これからはサラリーマンで一生食える時代じゃない、というのもかなりの部分本当だと思いますが、しかし、「雇われない」状況と「雇われている」状況でどちらが安定しているか?は議論の余地はないでしょう。 少しイメージを飛躍させれば、会社に「雇われて稼いでいる」という状態というのは、  会社という1社とのみ専属取引していて  その分かなりの値幅のダンピング(価格値下げ)をしいられている という状況に近い。 だから安定しているが儲からないのです。 「会社」はたった一つの太い「取引先」ですので、上司や社長に機嫌をとって気に入られることは必用です。そのほうが仕事がしやすくなります。会社で出世するというのは、信頼されて沢山発注してくれるようになる、ということです。 「会社」をやめれば、  自由に稼いで良い ということになります。 ただ、それは裏返せば、 与えられる仕事は無くなるわけで、自分の力で稼がねばならなくなります。 それができるかどうか? の判断ですね。 これはやはりその人の持つ「考え方」の部分で、やはり「向き不向き」があります。 一つそれを判断する強烈な材料があるので紹介します。 「アントレプレナーシップ」というアメリカのある政治家が書いた小文です。 「アントレプレナーシップ」(起業家宣言) 私は平凡な人間にはなりたくない。 自らの権利として限りなく非凡でありたい。 私の求めるものは、保証ではなくチャンスなのだ。 という3行から始まる、この小文。 これを読んで感覚的にどう思うか? で「雇われないで稼げるか」の適性はかなり判断できます。 全文紹介します。

アントレプレナーシップ」(起業家宣言) 私は平凡な人間にはなりたくない。 自らの権利として限りなく非凡でありたい。 私の求めるものは、保証ではなくチャンスなのだ。 国家に扶養され、自尊心と活力を失った人間にはなりたくない。 私はギリギリまで計算しつくしたリスクに挑戦したい。 常にロマンを追いかけ、この手で実現したい。 失敗し、成功し・・・七転び八起きこそ、私の望むところだ。 意味の無い仕事から暮らしの糧を得るのはお断りだ。 ぬくぬくと保証された生活よりも、チャレンジに富むいきいきとした人生を選びたい。 ユートピアの静粛よりも、スリルに満ちた行動のほうがいい。 私は自由と引き換えに、恩恵を手に入れたいとは思わない。 人間の尊厳を失ってまでも施しを受けようとは思わない。 どんな権力者が現れようとも、決して萎縮せず どんな脅威に対しても決して屈伏しない。 まっすぐ前を向き、背筋を伸ばし、誇りを持ち、恐れず 自ら考え、行動し、創造しその利益を享受しよう。 勇気を持ってビジネスの世界に敢然と立ち向かおう。 出展:Dean Alfange(1899年12月2日コンスタンチンノープル生まれ、ニューヨークで育ったアメリカの政治家。1989年ニューヨークで死去) 「アメリカ人であることが意味するもの」(翻訳者不明)から

どうでしょう。 震え上がりましたか? その中に少しでも「身震い」を感じましたか? これを読んである種の「共感」から力がみなぎるところがあれば、「雇われないで稼げる血」が流れてますね。 竹村も起業相談の面談の際にお見せすることがあるので、いつも手帳に挟んでいます。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。