竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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ほぼ日「ゼロ・トゥ・ワン対談」で学ぶ「競争するな独占を目指せ!」

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こんにちは。

 

マクドナルドの「原価」を調べてみた。←粗利10%という分析に少々驚き!、竹村です。

 

こんな低い粗利のビジネスモデルが続くはずもなく、「原田泳幸前社長が利益率の高いフランチャイズ化の推進に舵をきったのは間違いとはいえない」、という指摘。フランチャイズはコンサルビジネスという視点は面白いですが、この書き方だけでは「本部はFC化で利益率が高くなったってその割をくうのは加盟店」ということになるでしょう。 さて、昨日は某所で奢られ飯。少々遅い時間から。

 

 

穴子の蒲焼きがウマそうに見えるでしょ、と言いたいところですが、 実は竹村の中での主役はコッチ! ↓↓

 

 

 

激ウマ珍味!!! くちこデス! ナマコの卵巣、ですね。 誰ですかっ?「えっ?ナマコって動物なの?」なんて言ってるのは!ナマコは漢字では「海鼠」と書く、れっきとした無脊椎動物、です。 いや〜最高の珍味!!!、珍しいモノは美味い!の象徴ですね。 さてさて、本日はコチラの紹介を。

 

 

 

「ゼロ・トゥ・ワン対談」ピーター・ティールVS糸井重里

 

 

 

現在「ほぼ日」で進行中の企画ですね。 昨年話題になったこの本。

ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか
(2014/09/25)
ピーター・ティール、ブレイク・マスターズ 他

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現在第4回まで連載が進んでいて、ピーター・ティール氏の来日公演の内容をダイレクトで紹介しています。内容的にはけっこうレベルが高い話ですが、連載後半は糸井さんとの対談になるようなので、易しくかみ砕かれるはず、です。 この本のポイントとなる主張に、「競争より独占」という考え方があり、これは起業、フランチャイズ起業で理解しておくべき考え方、でしょう。 競争なんてしてるのは負け組、で「独占」を目指さなきゃダメだと。 「大きい市場でライバルと競争するのではなく、小さい市場で独占しろ」 という考え方、ですね。

 

Facebookが2004年にハーバード大学で スタートしたときには、対象となる市場は、 ハーバード大学の学生1万2千人しかいなかったんです。 あまりにも小さな市場ですから、 もしこれを事業計画として提案しても、 誰も投資はしなかったでしょう。 でも、市場が小さかったからこそ、 ゼロからはじめて、10日間で60パーセントの シェアを獲得することができたんです。 Facebookはそのようにして 非常に幸先のよいスタートをきり、 その後、数年をかけて、 その成功をさらに拡大しました。

 

 

Facebookではあまりに大成功すぎるでしょうか? でもこのやり方が起業の成功方程式だ、というわけです。

 

 

事業を戦略的に考えるなら、 小さな市場でスタートし、 その市場を制圧したあと、 同心円状に拡大すべきだと私は考えます。

 

 

ああ、それ「ランチェスター理論ね」とか言われそうですが、近いですけど本の中ではもっともっと起業に則した事例で本質論が展開されています。 この「競争より独占」をフランチャイズ起業にあてはめて考えると、という部分は次回のメルマガで書きたいと思います。

 

 

本日はこんなところで。