竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界25年これまで30を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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スーパーホテルの「ベンチャー支配人」募集!~これぞ応募者満足募集か?

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こんにちは。竹村です。 国会は野田総理の問責決議案確定、ですか。 これで審議は止まり、議員の先生方は「自分の解散後の選挙」の事だけ考えれば良いわけで。 決局、多くの国会議員もそれを望んでいるのでこうなります。 政治より政局、それより「自分の選挙」です。 1年生議員なんか、 「給料を沢山くれてた会社をクビになる」 くらいの感覚だと思います。 「その後の生活」で頭がいっぱいなのは仕方なし、ですか。 そんなことを思っていたら、こんな人材募集広告が目に飛び込んできました。 スーパーホテル ベンチャー支配人 ベンチャー支配人」。 面白い募集ですね。 スーパーホテルは長くスタイルの募集を行っており、面白いやり方だなぁ、「人件費」はかなり下がるだろうなぁ、と思っていましたが、今回かなり大々的に募集告知を行なっています。 「夫婦、カップルの男女二人」がターゲット。 子どもがいない、もちろん期間中つくらない、というのが約束でしょうが。 「4年間で約4000万円」の収入がホテルの業績に関係なく「固定」 というのは、魅力でしょう。 そして住居費、光熱費が無し、ですから、「支出」が少ない。 そして、おそらくは「お金を使う時間」もない、というところがポイント。 4年間ほぼ休みなく、二人がフルでシフトに入って、お金も使わない。 見る方から見たら「ありえない生活」かもしれませんが、それは 二人の「夢」のため、ですから。 資金ゼロの二人が、5年後に二人の店をもつという「夢」のため頑張るわけです。 「稼ぐ」のと「貯める」を同時に半強制される環境です。 成り立つ企画だと思いますし、このご時勢、希望者も多いのでは、と思います。 正直なところ、このくらいの「環境」を強制されないと、4年で2000万なんて開業資金を貯めるのは難しいと思います。 流石、スーパーホテル、と唸るとともに、この募集に沢山のカップルが応募して、4年頑張って5年後に沢山の方が起業してくれたら、と思います。 さて、「スーパーホテル」について思うところを少々。 出張の多いサラリーマンの方は、ご存知だと思います。 1泊4980円、という価格であちこちにオープンした時はかなり話題でした。 ただ、15、10年くらい前までは「一泊4980円~」という価格は、それだけで魅力でしたが、今やビジネスホテルの価格というのは、下がりに下がっており、「4980円」で価格だけではお客は集まりません。 ところが、スーパーホテルは現在も90%近い客室稼働率で好調。 いつの間にか、 「他のビジネスホテル」とはひと味もふた味も違うアイデアで、 顧客満足 を勝ち得ていたんですね。 その辺りが話題になり、昨年、「カンブリア宮殿」にも社長の山本山本梁介社長が出演。 その時ポイントとなったのが、 「引き算の経営」 です。 要は、ホテルで一番大事な、 「ぐっすり眠ってもらう」 という「コンセプト」を軸にして、それ以外のコストがかかる無駄は徹底的に排除、という経営です。 スーパーホテルの引き算の経営 ・チェックアウトがない ・鍵がない ・電話がない  ・冷蔵庫の飲み物がない ・ベッドの脚がない ・従業員は他のホテルの半分 ・レストランがない ・宴会場がない ・深夜のフロント業務がない ・昼間の照明と空調がない 確かにベッドの足なんて「安眠」には全く関係ないですし、それがあるだけで掃除の時間が倍かかる。電話がなければ「精算」がいらない。「精算」と「冷蔵庫」がなければチェックアウトが不要。。。 すべてが、「なるほど」と思います。 その代わり「安眠」のための「枕」は数種類用意されてたりします。 要は、 ビジネスホテルの「旧来の常識」にとらわれずに、 「コストを見直し極限まで削減ながら、顧客満足を上げる方法」 を考える、ということです。 ネットで探したら、良い記事がありました。 スーパーホテルの取り組みについてもっと詳しく、という方は是非。 スーパーホテルにおける顧客満足への取り組み 今回の ベンチャー支配人 も、そんな中からの大胆な募集ですね。 今回は、こんなところで。