竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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どうなる電子書籍!?と綾小路きみまろさんの不屈の「行動力」と

竹村義宏のフランチャイズBlog
こんばんは。 ブログのUPが少々遅くなりました、竹村です。 本日は少しフランチャイズとは違った話題で。 「電子書籍」ですね。 本日の日経本紙朝刊に、電子書籍の「比較」記事が出ています。 <消費者の目>価格・操作性を重視

今回の調査で電子書籍端末の保有者は4%、今後買う見込みがある人は30%いた。

あまり普及していないことは掴んでいましたが、4%とは… 今後買う見込みがある人30%、となありますが、「高い」という価格ではないので、関心があるが買う「価値」をまだまだ感じていない人が30%、ということ。 竹村もそのうちのひとり。 キンドルを予約してキャンセルしました。 理由は、まだまだコンテンツ=電子書籍の値段が高いからですね。 もちろんキャンペーンで「安い」ものもありますが、 「安い」なら読もう、というものでもありません。 要は「読みたい本」が安ければ電子書籍の「価値」を感じるわけです。 ただ、現状、少し安いだけという設定が多い。 電子書籍先進国であるアメリカの場合、高くても「半額」という印象ですが、現状全くそうなってません。 背景には日本とアメリカの書籍の「著作権契約」の問題があるようで、なかなか難しいのでしょうか。 コンテンツがこの価格ではなかなか一般ピープルには普及しない気がします。 あともう一つは、iPhoneでもキンドルのアプリ(無料)をインストールすれば読めること。 もちろん「操作性」は大違いですが、 「無料」なら多少の使いにくさを我慢する という文化が若者を中心に根付いてきており、これも影響しているのでは。 ある意味、「キンドル」を使ってる姿が、カッコヨク見えない感じ。 一部では、電子書籍革命の波に乗り遅れるな、先行者利益を取れ、的な周辺ビジネスへの「煽り」もありますが、どうでしょうか? ただ、個人的には 「漫画」は極めて電子書籍に向く と感じています。 これは断言できます。 日本で電子書籍爆発の突破口になるとしたらここかな、と思ってます。 そしてもうひとつ、FCと無関係な話を。 綾小路きみまろさんの日経夕刊「人間発見」が面白い。 これは昨日の第3回の記事ですが、

それでも生活するためお金は必要です。「潜伏期間」とはいってますが、キャバレーの専属司会時代もギャラは月に12万円ほどありましたので、当時は困窮とは遠い暮らしぶりでした。森さんの専属司会はさらに仕事が安定し、休日もきちんととれました。「自分が本当にやりたい仕事ではない」と内心では葛藤しながらも、生活が恵まれていたこともあり、サラリーマン感覚で、足かけ10年専属司会を続けました。

そんなきみまろさんはある日、 明日から司会はしません」と一方的に告げて、荷物を持ち森さんの事務所を飛び出します。 そして、 山梨でペンション経営を始める。

料理上手な女房がいたので、なんとかなると考えました。やってみると目が回るほど忙しく、1週間で挫折。経営は最初から諦め、多額のローンだけが残りました。

「独立スピリット」が強いのですね。 「鶏口となるとも牛後となるなかれ」タイプ、です。 そして、合わせてもっているのが、 失敗しても、万事休すになっても、  「このままでは終わらない」    「今に見ていろ」 という、 「不屈のスピリット」。 「鶏口となるとも~」タイプには「不屈のスピリット」を磨くことが必要です。 ここを意識して、きみまろさんの「漫談家」としての「起業物語」として読むと面白い。 本日の夕刊の第4回えでは、 「サービスエリアでの漫談テープの無料配布」なんて話も。 マーケティングアイデア+行動力です。 もちろん最初は思うように上手くいかない、わけですが、 「不屈」があれば、ある時「きっかけ」が訪れるのです。 今だったら「YouTube」から火をつけて… なんて安易に考えるのでしょうが、 そんなもんなくたって、 「不屈のスピリット」があればいつか道は通ず、です。 しかし、 「高齢化社会でこれから中高年は増える」のでそこを狙った というのは本当かよ、と思いますが。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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有効期限の過ぎた亭主・賞味期限の切れた女房 PHP文庫有効期限の過ぎた亭主・賞味期限の切れた女房 PHP文庫
(2003/12/02)
綾小路 きみまろ

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