コンビニのセブン独走と、日経「星新一賞」に思う
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
みずほ、JR北海道、東電…腐った組織は上まで、いや、上からオカシイんでしょう、竹村です。
「みずほ」は困ったものです。過去、第一勧銀だった当時も元頭取が自殺しちゃうような事件がありました。そんなs不祥事、システム障害、正直他2つのメガバンクとは会社の「信用」という点で10ゲーム差くらいあるでしょう。
流石に最後に出てきた「頭取」の会見での受け答えは、かなり「優秀さ」を感じましたが、TOPの人間が「知りうる立場にあった」とまで言って、何度も見落とした、では済まないでしょう。サラリーマンならクレーム安案件の超重要書類を「見落とした」と言ってるのと同じですから、そんな言い訳通じるはずもありません。
銀行の上司である金融庁からの「倍返し」制裁は免れないでしょう。
さて、コンビニはセブンと、ローソン、ファミマの「差」は開くばかり。
セブン快走、2社追撃 コンビニ3~8月は収益格差広がる
「売上」というか「利益差」が開いてますね。
国内での「FC加盟」という観点で見れば、
「既存店売上」(の前年同月比)
なわけですが、これもセブンが他2社と差を開ける傾向が強まっています。
少し辛口に評すると、ローソンは、「良い商品」を開発すれば売上が伸びる、と「商品企画開発」偏重な気がします。対してセブンは「ブランド」を創るという発想でやっている感じで、差があります。
ひとつの「商品」が大ヒットするより、「コレが良ければコレも良いだろう」という流れをつくっていくほうが大事です。
ファミマはM&A、提携など「商社」の発想で対抗している感じです。「成果」が出てくるのに少し時間がかかるでしょうか。
右側の「ローソンが賃上げを継続」の記事。
新浪社長の「士気は上がっている」というのは本当でしょう。
サラリーマンとしては、「給料」が底上げされれば誰もが喜びます。
それは「士気」の一部というか、「士気」につながる気はしますが、目の前の「戦争」への戦闘力にどれだけつながるかは未知数。
ただ、この取組が想定以上に成果を出せば、社会全体をかなり明るくしますね。
さて、そんな記事の下にめをやると、
「星新一賞」
の広告。
日経「星新一賞」公式ホームページ
これは、日経がいい企画をやったなぁ、と思っています。
「理系文学」という切り口もいいですし、何より審査員、協賛企業のコメントなどみるとこの作家が残したものの偉大さ、要は「影響力」が伝わります。
正直、竹村の世代の「本好き」というのは「入り口は星新一」という方が本当に多くて驚きます。
竹村もご多分にもれず、星新一から、小松左京、筒井康隆、と深みにはまっていった口です。
星新一には、今でもいつも思い出すフレーズがありますね。
例えば、
「人間はバックミラーしかない車を運転しているようなもの。」
とか。
これはショート・ショートではなくエッセイだった気がしますが。
過去、後ろはバックミラーでよく見える、しかし、未来、前は実は見えてない。
バックミラーから見える過去から想像して前に進んでいる。
ということなんですが、こういう「切り口」を変えて世の中を見る「発想」が宝の山のように埋まってるのが星新一ですね。
この「切り口」がわかれば、
ゆっくり進む
か
いろんなものに衝突しながらスピードを上げて進む
の2つの選択肢があることがわかるわけです。
スピードをあげて何かに取り組めば、壁も失敗も当たり前、なのです。
本日はこんなところで。
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