竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界25年これまで30を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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ハークスレイ新卒給与7.5万円UP !!! 「逆の立場から考える」視点が大切です

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こんにちは。 STAP細胞騒動は理研の記者会見もニュースを大きくするだけという感じでした、竹村です。 全部見ているわけではなく、ニュースでつままれた部分だけ観ての感想ですが、ここまで来たらもう綺麗さっぱり「諦める」しかないですね。少なくとも一旦は。本当に存在するのなら再度挑戦です。 ここで潔い対応をしないと、マスコミ的には「佐村河内」と同じような扱いで叩くでしょう。 しかし、今回の件は「一旦持ち上がった評価が、一気に下る」という最悪のケースになってしまい、本当に残念。イメージ戦略の基本は「下げて上げる」、です。そのへん、明日のメルマガで書こうかと思います。 さて、今日の新聞でこれはちょっとビックリ、ですね。 大卒初任給 7万円上げ 「ほっかほっか亭」のハークスレイ 来春、人材獲得狙う 外食産業の人不足はかなり深刻なので、どこかが大胆な初任給UPをやる、と思ってましたが、ほか弁のハークスレイが、7万5000円UP、とは。 もちろん、宣伝含めた「アドバルーン」的な意図もかなりあり、記事を読めば、 給与は入社から一定期間過ぎると成果に応じて増減する。 とありますから、成果を出せなければ「下がる」可能性もある、ということで企業としてはキチンとそのへん「計算して」のことですね。 新卒で応募する側からすればこれをどうとるでしょうか? 初任給28万なんて、なんて社員思いの会社だ! とオメデタク思う人は流石に少ないとは思いますが、それでも「成果を出せば給料をどんどん上げてくれる会社」くらいは思うでしょうか?ただ記事を読めばわかりますが、このハークスレイ、現在の社員の平均年収は470万、だということがわかりますね。 どうみても「給料が高い」会社じゃないのです。 では何故そんな会社が?初任給7万5000円UPをするのか? その理由は?背景は? と考えることが大事ですね。 当然ながら「人が取れない」からです。 新卒の就活生と話していると、一人暮らしなので少しでも給料が高い企業に!という視点で業界、企業をセレクトしている人がいますが、 一般的に、初任給が高い業界、というのは不人気業界 で、 業界の中で他より高い企業というのは、業界の中でも不人気な企業 という傾向があります。 採る側、企業側から考えてみれば当然ですね。 この「逆の立場から考えてみる」というのは物事を判断していく視点として重要ですね。 「大卒の初任給」だけではなく、フランチャイズにおける「加盟金」でも同じです。 「加盟金が安い」というのは、そうしないと加盟者が集まらない本部が多いわけです。具体的には他社に比べて「FCパッケージの中身、実績がない」なかで加盟する人を集める、となるとそうなるわけです。 「ロイヤルティ」だって同じですね。 「ロイヤルティ0円」とか「ロイヤルティ定額3万円」というのは、別に「良心的」な本部ではないのです。基本的にはSVフォロー的なものは期待しないでくださいね、ということです。(あるいは本部指定の仕入れ物に上乗せするか、です) これについては面白い資料がありますね。政策金融公庫の集計データです。 ロイヤルティを 1>定率型 2>定額型 3>不要型 で分類すれば、 「定率型」に比べ「定額型」「不要型」の廃業率が高い んですね。 きちんとしたロイヤリティを取らない本部は「弱い」のです。 これは、ある意味当たり前で、「ロイヤルティ」によって本部と加盟店が「一心同体」「運命共同体」になる、という面は当然あるのです。加盟店の売上が上がれば、その分本部のロイヤルティ収入も増える、その関係があるからこそ、本部は真剣に「加盟店の売上UP策」を考えるのです。 これも「逆の=本部側の」立場で考えてみれば当然な話ですね。 本日はこんなところで。