黒田バズーカに思う、金融市場もフランチャイズも「サプライズ」が重要ですよ、という話
こんにちは。
オバマ民主、歴史的大敗 中間選挙 共和が上下院制す ←やはりアメリカ国民としては「強いアメリカ」が好きなんですね、竹村です。
一方日本の方は、内閣支持率急上昇中。 もちろんこれは、先週木曜日に日銀黒田総裁がハロウィーンのタイミングで放った、黒田バズーカが炸裂したからですね。なんと思いもよらぬ17000円台へ。年末に向け18000円、いや19000円もあるかの勢い。 この 思いもよらぬ=サプライズ というのがいいわけです。 今回の追加緩和はその「タイミング」がサプライズだったように、実は「サプライズ」というのは舵を握っている方が「起こす」ことができるわけです。ここが重要ですね。
だから、竹村は提携して仕事をしているフランチャイズ本部の社長に常に「サプライズ」が大事です、と説いています。特にまだ本部が小さいうちは「実績」なんかもサプライズ的に打ち出さなければなかなか効果がありません。モスバーガーなら 既存店売上が前年比が5%UPでも、オオオ!という感じですが、まだ名前も知られていない、TAKEMURAバーガー なら「1週間連続完売!」くらいのサプライズでまず振り向かせ、そこから「いつも買えない」→「行列」という流れを作っていかないと。
なぜ「サプライズ」が素晴らしいのか?についてはもうひとつ大事な点があります。 それは、サプライズを起こそうという視点からは、 「相手のことを考える」 ということを絶対的にするからです。
驚かせよう→どうやったら驚くか? という視点に自然になります。
今回の日技黒田総裁のハロウィーン・バズーカも、マーケットは今どんな心理か?ということから、その心理を「驚かす」にはどうしたら良いか?と考えているわけです。
この「サプライズ論」は結構重要なので今週のメルマガでもう少し詳しく書くかもしれません。
今回はこんなところで。