天気は悪い、景気も???でも起業には関係ありません
もちろん、大手小売業からしたら単純にここでの増税は反対、なんでしょうがそういう目先の視点でなく、日本の将来を見すえ、
グランドデザインを描いて示せ!
と言ってますね。
今のままならまた上げなければいけない。グランドデザインをきちんと示してほしい。今はモノあまりの時代だ。景気は悪くないけど、慌てて買う必要がない。きっかけとなったのが消費税だ。くり返しくり返し景気を冷まして税収が減って、だからまた消費税を上げる、また消費が減る。経済全体が石段をおりていくようなことになってしまう
そうなんですよね。10%にしたら解決する問題ではなく、「消費が減って経済が石段をおりていく」という展開は絶対避けなければなりません。
確かにいかに目先の税収を上げるか、ではなく将来のグランドデザインを示すか、こそが財務省の仕事でしょう。
ということで、この8月から、少々世の中の「景気」の先行きに暗雲がただよってますね。実際に個人で株式投資に大きくはっている人は少ないと思いますが、ここまで下落すると、そんな株なんか買ってない庶民の生活にも影響してきます。
大企業が富んで景気がよくなればそれが零細企業にも及び給料が上がる、という所得のトリクルダウンは全く実感できないのに、株高崩壊は庶民にまで及ぶ、という皮肉。
そんな中、
「中国バブルが崩壊し日本も景気もこんな具合なので、起業のタイミングはズラすべき」
と唱える方も目立ってきましたが、それは違いますね。
個人の起業、小さな起業に景気なんてほとんど関係ありません。
少なくともスタート時点で軌道に乗るかどうか、というレベルでは。
景気や経済指標が良い悪いというのは大企業の世界のことで、起業したてレベルのスモールビジネスには、ほとんど関係ない、と考えるべきです。
むしろ、不況時はコストが高い大企業が大きく不利なので、その比較によってむしろ、コストが低くフットワークが軽いスモールビジネスが有利、といえます。
ただ、全く別の視点で、何年も商売しその商売を拡大していく、ということで考えると、「不況に強いビジネス」「景気に左右されないビジネス」という分野を選択する、というのは大事だと思います。
竹村のオススメしているFCは「教育関連」の業態が多くなっていますが、それは、「景気に左右されない」という点は大きいのです。
次のボーナスの額が不安になれば大きな買い物は控えよう、とか外食は減らそうとはなっても、子どもの塾をやめさせよう、という家庭は少ない。塾と新聞は違う、ということです。
本日はこんなところで。