竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界25年これまで30を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界25年 FC専門家の情報発信。
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週刊ダイヤモンド「塾・予備校特集」で書かれてる「FCだからバラツキ」の話

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こんにちは。
 
 
 

「民維新党」が安倍政権に勝つ方法を経営学・経済学的に考える ←山崎元さんの記事、竹村です。

 

なかなか面白い。やはり野党が弱すぎるというのはいい状態ではありません。なので、専門家がこういうことを考え発信していくのは価値がある、と思います。

 
 
 
さて、今週の週刊ダイヤモンドは「塾・予備校」特集。
 
 
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この特集はほぼ1年に1回やっているので、内容も充実してきている感じ。
 
「入試制度の改革」、「有名中学の塾別合格者一覧」、「映像授業で火花散る大学受験」…などなど興味深い記事、分析がいくつかありますが、このBlog的にはやはり、ここ、はふれとかないと、ですね。
 
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大見出しの「FC中心で品質のバラツキ大」というのは、確かにイタイトコロつかれているわけです。
 
本来、FCだから全国均一のサービス、というところですが、やはり残案ながら、今の小中対象の個別指導塾FCはそうは言えないでしょう。
店によって味に差があるモスバーガーみたいな感じなわけです。
 
 
 
最大手の明光義塾の取締役が、個別指導塾の「飽和状態」について、
今度もまだ伸びるという市場ではない。今までと同じやり方では成功しない。
と言い切ってますね。
 
 
 
「今までと同じやり方」とは何か?それは、
ボリュームゾーンは進学指導ではなく学校の授業についていくための補習指導を求めている学力中下位層が主流なので)
アットホームな雰囲気の教室にして、勉強は案外楽しいと思ってもらえるよう意識している。
という空間をつくることです。
 
家から出て塾に行くのにそこに「アットホームな雰囲気をつくる」というのも妙な話ですが、確かにそこに補習型個別指導塾の成功ポイントがありました。
 
そのやり方がニーズをつかんで、FC方式で全国に拡がったわけです。
昔はこれだけで生徒が集まったのです。
 
 
しかし、「アットホームで楽しく勉強できる塾」まではつくれても、「そこから先」、つまり塾としての「中身」の部分は、当然ながら教室をきりもりする教室長によって「バラツキ」が出るわけてます。
 
記事では、明光義塾が3年前から、このバラツキ対策として行動科学マネジメントを取り入れマニュアル化と研修を充実させている、とありますが、そんなことすらせずに20年も30年も流行ってきた、というところが他の業界比で驚きでしょう。
 
要は10年くらい前までは、「成績の悪い生徒を個別でみてくれて楽しそうな雰囲気」だけで生徒が集まりましたが、今はそういう塾がありすぎて、それだけでは生徒が集まらない、のです。
 
さて、ここから「補習型の個別FCはどこへ向かうのか?飽和からの淘汰の中でどこが生き残るのか?」これについては、メルマガとかでしっかり書きたいと思います。
 
 
 
あと、今回の特集、この各エリアごとの塾勢力分布、が分かりやすく、面白いですね。
まさに「群雄割拠」という感じ。
 
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竹村の住む「千葉」は確かに、市進が弱体化するところに、神奈川から臨海、湘南ゼミ、が攻め込んできている、まさにそのとおりですので、全国的なリサーチも正確なのだと思います。
 
 
 
最後に、目次には「東進の牙城危うし、受験サプリが有料会員20万人突破!」と書き、「映像授業で火花散る大学受験」という記事タイトルの中に、東進、永瀬昭幸社長のインタビューがあります。しかし、短い内容で肝心の「VS受験サプリ」的な話は一切ふれられておらず、残念。
 
取材はしたが核心は聞けなかった、聞いたが東進側の都合でカットされた、どちらかでしょう。
 
それなりの「火花が散っている」ということだと思います。
 
 
本日はこんなところで。