食品8割、日用品7割!驚異の「節約デフレ」を考える
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。竹村です。
本日は、新聞記事からもう1本。
昨日も、「ニトリ」と「すき家」の更なる「安売り強化」が記事になっていましたが、本日も。
食品の8割・日用品の7割が値下がり<日経デジタル記事
>前回(2月)のPOS調査では値上がり、値下がり商品の比率はともに4割台だった。個人消費が失速し始めた今夏以降、西友やイオンなど大手スーパーが相次ぎ大規模な値下げを実施。イトーヨーカ堂も29日、12月から1000品目の値下げを発表した。
前回4割台から、8割、7割ですからかなりの値下げです。
記事にもありますが、「原料高」になっている商品まで、値下げ。
この「深刻なデフレ」は、「金融緩和」なんかでは解消しません。
野党党首の発言で「必ずデフレを脱却させる!」という発言で「株価」は急上昇していますが、指標的には「悪化」をしめすものしかでてきません。
さて、このような「節約デフレ」下でのフランチャイズ起業をどう考えるか?
ですが、
やはり、
「大企業との価格競争に巻き込まれないもの」
という視点は絶対必要です。
「価格競争」に勝つのは大企業です。
上で言えば、
「ニトリ」という会社はこれまで値下げするほど企業業績を上げてきているわけです。
(少し古い記事ですが)
なぜニトリは値下げするたび、業績がよくなるのか<PRESIDENT オンライン
「在庫」を抱えてする商売は勝ち組大企業には太刀打ちできません。
ただ、そんなことは「無関係」のビジネスもいくらでもあるわけですから。
「原価」すら気にしないでやれるスモールビジネス、というのは沢山あります。
徹底的なコストダウン、合理化は大企業に任せて、別なフィールドで起業していきましょう。
今回はこんなところで。