コンビニ既存店売上減少?いや、まだまだ強いです・・・
竹村義宏のフランチャイズBlog
おはようございます。
本日は少々寝坊し猫に舐められて起こされた、竹村です。
まず、昨日facebookに投稿したネタですが・・・
この週刊誌は、1年前まで、
「年金を前倒しで貰う方法」
や
「審査に落とされない生活保護申請」
を特集していました。
それが、「いま株買わなきゃ損!」
ですから・・・
いったいどんな読者層なんだ?と疑いたくなります。
まさか、1年前に、
「生活保護だって貰えるもんなら貰わなきゃ損!」
なんて言ってた層が、
「そろそろ株だ」なんてPCに向かっているわけじゃないですよね。
今週のメルマガで書いたように、
「個別株取引」は庶民、労働者階級(笑)が参戦するものではありません。
メルマガ第162号>編集後記「株はお金持ちになってから
せいぜい、インフレ対策に「投信」くらいにしときましょう。
さて、昨日、2012年の「コンビニ売上高」が発表。
コンビニ売上高0.3%減 12年既存店、たばこ不振
>既存店売上高(速報値)は前の年に比べ0.3%減
>来店客数は0.4%減
>同日発表した12年12月の既存店売上高(速報値)は前年同月比2.0%減の7248億円。7カ月連続で前年を下回った。
とだけ、見れば「既存店」の業績は厳しさを増している
という解説になるかもしれませんが、
竹村的には、
デフレ不況の逆風、新店舗の大量出店の中で、
既存店の売上△0.3%、来店客数△0.4%は、むしろ、
かなり既存店が健闘
している、と思います。
何より大きな要素に、2011年は3月以降、
東日本大震災の特需
がありますから、それと比しての、この数字は、
「コンビニ全体としては飽和状態には達していない」
「むしろ、スーパー他業態からお客を吸収している」
と考えます。
ただ、
>チェーン間で顧客の奪い合いが激しくなり、下位チェーンほど落ち込んだ。
この差は開くでしょう。
関連で言えば、日経本紙朝刊の2面に、
セブンVSイオンの記事が。
PB(プライベート・ブランド)に焦点を当て、
鈴木VS岡田、両者トップによる
似て非なる「価格破壊」戦略
について、取材分析しています。
確かにこれは、「戦略」というより、「消費」というものに対する「哲学」の違いでしょう。
個人的にはやはり、「セブン」の鈴木さんの発言、舵取りに常に注目です。
セブンイレブンの個店をみれば、昨秋以降、明らかに
「お酒。、アルコール関連売り場」
の面積が広くなり、商品が充実しているのがわかります。
これは節約志向からの「家呑み」シフトなのでしょうが、
その先、の先
消費税増税時の「軽減税率」時代
を見据えたシフトですね。
今回の8%時は見送られそうですが、10%増税時には確実に施行されます。
そうなれば、
「外呑みは贅沢税を払ってる」
感が広がるのは間違いありませんので。
本日はこんなところで。
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なかなか「50位」以上にはならないもんですね・・・
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