「学童保育」ブーム到来、民間も!その理由とは!?
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
マー君の連勝は止まっても黒田日銀総裁の強気は継続、竹村です。
しかし強気では有りますが「物価」の解釈が若干ズレてきたような…ま、そんなことは専門家に任せましょう。常々書いているように個人レベルの起業には物価がどう、とか景気がどう、とか関係ありません。
本日の新聞から、この記事はちょっとビックリですが・・・
という事ですが、「なるほど!」とビビッとはきませんね。
「コンビニ陣取り合戦」の中の新規出店数争いでのファミマの拡大戦略の一環ですね。少々闇雲(?)に思えますが…果たして? ニュース的には、やはり昨日のコチラが注目でしょう。 学童保育、5年後30万人分拡充 女性の就労支援へ厚労省ファミマはドラッグストア、カラオケ、スーパーなどとの複合店を増やしている。異業種との連携で開く複合店を5年で3000店に広げる計画だ。
「女性に働き続けてもらう施策」の一貫です。 政府としては先日、小学校に入る前の児童を対象にした「待機児童解消加速化プラン」を発表しているので、当然、ここも受け皿拡充は必要になります。「小1の壁」と呼ばれる、子どもが小学生になると女性が働き続けられなくなる問題です。 民間の「学童」ビジネスは間違いなく注目が集まり、生徒も集まりますね。「公」が受け皿を拡充すれば全部がそこに行く、という流れにはなりません。「学童」としてもっとレベルの高い、安心できる教育をしてくれるしっかりした「民間サービス」に高いお金を払ってでも預ける、という流れが必ずきます。 学校だけじゃダメだから「塾」というのと同じです。 民間の学童サービスといえば、フランチャイズではここが先行。 「学びの根っこ」を育てる放課後スクール「明光キッズ」 個別指導塾のNO1ブランド、明光義塾の新規事業として、石神井公園に開校。開校当初は生徒が集まらず迷走していた感じもしましたが、昨年あたりから生徒募集も含めビジネスモデルが固まってきたように見えます。新たに2校開校させてます。 で、この「明光キッズ」の料金ですが… 確かに安くはないですね。 週5日で預ければ、 ¥54000☓11ヶ月+¥71000(8月)=¥665000 入会時に¥30000と他に「維持管理費(教材費・通常イベント参加費・システム利用料・おやつ代・保険費用など)」ということですから、 年間70万~80万 になるでしょう。兄弟二人なら150万/年、ですからお母さんが正社員で働いて300万円稼いでもその半分が「明光キッズ代」です。 これではまさに、「子どもの教育のために働いているみたいなもの」という感じですが、そういう流れが強まる一方だと思います。親はユニクロを着て牛丼食べて、子どもにお金をかけていく、そういう時代です。 なんで?と思われる方は、竹村の過去ブログからこの2つを読んでみてください。 子どもの日は「人口ピラミッド」でしっかり考えましょう 「一生勉強時代」!その入口は「習い事」から! 竹村がこども時代、今から40年前は、まだまだ「学(校)歴社会」というムードであり、勉強して一流大学に行くことで人生の成功確率が高まる、と思われていた時代です。そこから時代は流れ世の中は変わり、今や「学(校)歴社会」はになっていない=一流大学に入る=人生の成功、と考える親は少数でしょう。 しかし、逆にだからこそ、そういう「不安な時代」を生き抜くために「しっかり勉強しなければならない」ということになってきたわけです。「いい大学出たって大変なんだから、バカだったら生きてけないよ!」という事です。 なので、明光キッズのキャッチコピー、 「学びの根っこ」を育てる放課後スクール は両親に響くんですね。「根っこ」が小さくちゃ将来大変です。 「親はユニクロを着て牛丼食べて、子どもにお金をかけていく」の方向性が伝わるでしょうか? ファミレスで、食材にこだわった高級「キッズメニュー」が登場し、親は安いジャンク定食で我慢して、子どもにそれを食べさせる、なんて時代がくるかな、なんて思ってます。マクドナルドでオーガニック・ハッピーセットが980円とか(笑) 本日はこんなところで。学童保育施設は「放課後児童クラブ」と呼ばれ、主に小学1~3年生が利用している。厚労省の調べでは、2013年5月1日時点で全国に2万1482カ所あり、88万9205人が登録。だが、施設が足りないため利用できない子ども、いわゆる「待機児童」が8689人いた。潜在的な待機児童は40万人や50万人に及ぶとの試算もある。