大手居酒屋の苦戦、スタバでビール、HUBの活況に注目!
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
九州出張への朝、竹村です。
今回は博多、熊本です。
さて、本日は新聞記事レビューから。
まずはコチラ。
ファミレスは各店好調な気がします。
記事にあるような、
肉系のプチ贅沢メニューの効果も大いにあると思いますが、
プラスして、
アイドルタイムの「カフェ使い」
も確実に増えています。
これは「コメダ珈琲店」が牽引するブームにのっているところも大いにありますね。
一方で、「大手チェーン居酒屋」の苦境は深刻。
大手居酒屋は週末のピークタイムなどで「何処も入れなかった時にいくところ」という認識ができつつあります。 若者の消費分析を専門とする博報堂のマーケッター・原田曜平氏のこの分析記事はかなり詳しいですね。 ワタミが上場初の赤字、居酒屋はもう限界か>プレジデント・オンライン あと、今日はこんな記事も出てますね。 有料会員限定記事ですが・・・できれば全文読んで欲しい記事。このアメリカのスタバの動きを読んで、「日本は?」と考えるのが大事です。 スタバ集客へ「酒場」に変身 アルコール提供・モバイル予約… 先ほどの「酒離れ」の記事と、「カフェで酒」。苦戦が続くのは「パブレストラン・居酒屋」。1.3%減と20カ月連続でマイナスだった。内訳をみるとパブ・ビアホールはプラスだが、居酒屋は12年3月以来、マイナスが続いている。職場単位の飲み会の減少に加え、「大手チェーン店より料理の専門性が高い店を選ぶ消費者が増えている」(ワタミの桑原豊社長)。
酒呑みとしての個人的な見解も入りますが、この方向は大いにあると思います。 今「立ち飲み屋」で飲んでる層の何割か、とくに若者層はスタバでビールが飲めたら、そっちでしょう。 この店の活況ぶりに少し注目しています。 英国風パブ HUB とくに早い時間帯=ハッピーアワーはかなりの若手ビジネスマンを集めています。一人でパソコンを開きながらビールを飲む、というような方もチラホラいて、ここに「スタバで酒」の流れは大いにあると思いますね。 本日はこんなところで。利用者からは「ビールがこの辺で4ドルというのは良心的」「せっかくお酒が飲めるなら、ライブ音楽でもやってくれるともっと楽しめるのにね」といった声が聞かれ、評判は悪くないようだ。アルコールと軽食を提供する「夜メニュー」はシアトルの旗艦店で2010年に実験的に提供を開始。現在は26店で提供している。