竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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Shienグループの「就労移行支援」事業が好調、すでに全国20拠点!

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自由に飛べばいい 夢をあきらめないで、竹村です。

 

前回に続きShienグループの障がい者「就労移行支援」事業についてのシリーズです。

 

 

一切の営業をしない、どころか募集すらしていないのに!?

前回書いたとおり、当初は「フランチャイズ的に」運営できるかどうか、それすらもテストで始めたわけですから、もちろんFC募集はしていません。

それでも武田塾のFC展開などでA.verがやっているこの事業を知り、関心を持つ方はいました。そのような方に対して、本部である「Shienグループ」の上原社長が、行政への書類申請の仕方から他仕上げを手伝っていく、という形で、「FC的」な展開が始まりました。

最初は3名の方。一人はA.ver林社長の昔からの友人、そしてエコランドリー マンマチャオを経営しているオーナー1名、そして武田塾の説明会に来た方がこちらに乗り換えて、計3名です。これが2年半前のこと。

もちろん本部と加盟店という関係の「契約書」は用意しましたが、それ以外の事業説明や募集案内のパンフレットなどは無し。ホームページすらありません。外部に広く告知をしてやりたい方を集めていく、という発想がありませんので必要なかったわけです。

 

 

全事業所好調な実績、そのノウハウとは!?

その3名の方が順調に立ち上がっていったことから、「次」につながっていきます。最初にやった方々の動きをみて、自分もやりたいという方が一人、二人とでてくるわけです。

事業としての派手さはないのですが、やることをキチンとやれば毎月確実に利用者が増えていく、という安定感があり私も「こういうFCはあまりないかも」と感じ出しました。普通のFCより「安定して立ち上がる」のです。

立ち上げに苦労する=想定した事業シミュレーションと大幅に狂う、というところが出ないのは、やはり「利用者の集客」が他のビジネスに比べてハードルが低い、ということでしょう。

ただこう書くと「本人負担ゼロの利用者を20名集めればいい」それは簡単でしょ!誰でもできるでしょ!と思われる方がいると思います。ところが、この障がい者「就労移行支援」でも失敗する方はいるのです。私の知人の社長でも最初の申請段階で挫折した方、立ち上がらずに撤退(事業譲渡)した方もいます。地域で競合を調べてみると、10名前後の利用者で止まっている施設も多いのです。

ところが「Shienグループ」は開所1年で売上350〜450万は普通、500万超えの事業所も複数ありトップは600万超えで安定しています。

この実績はやはり「そこにノウハウがある」から達成できる数字です。

 

 

初めての一般からの募集を開始!

 初めはFC化に反対したところから始まったこのビジネス。今では私からみても「今までみてきたFCでこんなの見たことない」という域まできました。現在開所で15、申請中、開所準備まで合わせれば20事業所の規模まで拡大しました。

そして「Shienグループ」で開所したところと、そうでないところでは実績が違う、という状況もつくれていますので、今年の夏からFCとしての募集の準備を開始しました。その初告知がこのフランチャイズ・チャンネル、です。

 

www.youtube.com

 

上の動画でも話しましたが、竹村の25年のFC業界の経験を思い出しても、なかなかFC1号店から10連勝、15連勝というFCはないのです。

 

これまでの「フランチャイズ」という概念では理解頂けないところがあるとは思いますが、FCビジネスの本質である「先に加盟したオーナーの満足度高ければFCは自然拡大していく」というところは、そのとおりであると実証している感じです。

 

「FC募集を解禁した」といっても広告を出したりして広く集めていくつもりはありません。我々のネットワークからの情報発信で、確実に増やしていきたいと考えています。

 

本日はこんなところで。