【ネガティブ起業もあり!?】アントレの右も左も起業だ！という広告の話

こんにちは。竹村です。

昨日、アントレのPPC広告でこんなのを発見しました。右は起業する左は転職する。左の「転職する」をクリックしたらリクナビにでもとぶのかな？と思ったら、左右どちらとも「アントレnet」へ（笑）。もう「起業」のほうが絶対イイよ、「起業」しかないよ、ということでしょうか？

それなら洒落で、左をクリックしたら、「フロム・エー」や「タウンワーク」にが表示されて、「なんだ俺にはもう転職は無理！バイトしかないってことか！」なんていうのが面白い、かと。ありえませんね。「苦情大殺到」でしょう。ただ、竹村がお会いする起業希望者でも40歳を超えてくると、本当に「転職」は難しいのは事実。とくに転職歴3回、とかだったら、「知人のつて」でもんければまず希望の仕事につくのは厳しいでしょう。

そこで、安易に、 「転職できないなら起業しかない」というネガティブ起業という結論に至るケースも多いのですが、仮に現状に不満だらけ、将来も見えない、という状況だとして、我慢して会社にとどまるか？それとも本気で起業するか？というのは、「個別の事情」によって本当にアドバイスが違うのです。

正直なところ、「もう起業するしか道はありません！」と相談してくる方の中にも、あなたは絶対にサラリーマンを続けたほうがいい、という方もいます。そして、逆に、その状況でなぜ「起業」という選択肢を考えないんですか？とう方もいます。とにかく、「個別に」お話を聞いてみないとわからないのです。そしてAさんとBさんの状況、考え方のどちらかが入れ替わってくれたら・・・なんて思うことがしばしばあります。これはもう「世にも奇妙な物語」の世界ですね。

竹村のやっている仕事は、言ってみれば、「マッチング」のビジネスです。ただ、この商売なかなか奥が深く、難しい、とつくづく感じます。「難しい」から困る人、悩む人がいてこの「商売」が成り立つのですが。

これは、「FC」という業界だから、ではなく、そもそも「人のマッチング」というのが難しいんですね。「就職」「転職」の難しさを見ればわかります。この就職難で、あれだけ学生は必死に就職先を求めている。一方で、「ウチなんかいい人材なんて絶対来ない」と思っている中小企業がゴマンとあるわけです。「転職」についても、ハローワークにあれだけ人がいて、仕事もあるのにマッチしない。双方の目線にズレがあり、見つめ合えないんですね。そんな中ですが、一人でも多くの「FCでのいい出会い」を作っていこうと思います。

本日はこんなところで。わりと好きなんです・・・