竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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起業のチャレンジとジグソーパズルの関係とは

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こんにちは。 今日は暑いのか寒いのか?秋はこんなものか?竹村です。 昨日の凱旋門賞は残念でした。 「それなりの」フランスワインを準備して観戦しましたが、おあずけ、ですね。 レースとしては2頭とも完全な「力負け」で、勝ち馬が強すぎたということです。 応援したキズナも勝ち馬をマークして、自ら動いての堂々たる競馬ですから、観てる方として悔いはありません。 挑戦はまた阻まれた形ですが、思えば「JAPAN CUP」が始まった当時は、オフシーズンで冬毛がボーボーな馬がやってきて、ロクな調教もせずにそのままレースに出て日本馬をなぎ倒していったわけです。そこから考えれば時間をかけて「追いついた」ことは間違いないですね。でも「追い越す」ことを証明するのはこれほど難しい。「勝負」の世界とはそういうものですね。 オルフェーヴルの池江調教師の 「現時点での完敗を認めるが、勝つまで何度でも来る」 という言葉は、非常に心に残りました。 さて、そんなことを書いたので、少し関連して、本日は、 「S字カーブ理論」 の話を少々。 「S字カーブ理論」<コトバンク コトバンクの解説だとかえって分かりにくいですが、大雑把に言えば、 「努力と成果は(すぐには)比例しない」 理論です。 もう少し丁寧に言うと、 最初は難しくやってもやってもなかなか成果につながらない、が、ある時点から、世界が変わったように「簡単に」になり、大きな成果が出る ということです。 これは、イメージとしては、 ジグソーパズル を連想してもらうと分かりやすいと思います。 この理論=考え方で大事なのは、 最初の「難しい、成果が出ない」段階のモチベーションです。 ここを、ピース数の多いジグソーパズルに取り組むような感じで、「楽しんで」取り組めれば、非常に楽(ラク)になります。 この 「難しい事にチャレンジしている」快楽 を知ることは大事だと思います。 逆に、最初からサクサク成果が出る、ということは、 ピース数の少ないジグソーパズル をやってるようなもの、なんですね。 幻冬舎見城徹さんが、

最初から上手くいく仕事は信用しない。誰かがやってる仕事だから。

ということを常々言っておられますが、同じ事を言っていると思います。 この「S字カーブの法則」は、「学習曲線」の考え方とも近いです。 「学習」でもやって直ぐに成果が出る、のは単純な「暗記」ものだけです。 本当に知識を「応用」」して成果が出るのは、やはり時間がかかります。 この考え方は、起業を進めていく上で、とくに今まで経験したことのない「新しいこと」に挑戦する時には非常に重要な考え方になります。 「新しいこと」にチャレンジする時は、 ピース数の多いジグソーパズルをやっている つもりで取り組む、そんな姿勢が良いと思います。 本日はこんなところで。