起業のチャレンジとジグソーパズルの関係とは
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
今日は暑いのか寒いのか?秋はこんなものか?竹村です。
昨日の凱旋門賞は残念でした。
「それなりの」フランスワインを準備して観戦しましたが、おあずけ、ですね。
レースとしては2頭とも完全な「力負け」で、勝ち馬が強すぎたということです。
応援したキズナも勝ち馬をマークして、自ら動いての堂々たる競馬ですから、観てる方として悔いはありません。
挑戦はまた阻まれた形ですが、思えば「JAPAN CUP」が始まった当時は、オフシーズンで冬毛がボーボーな馬がやってきて、ロクな調教もせずにそのままレースに出て日本馬をなぎ倒していったわけです。そこから考えれば時間をかけて「追いついた」ことは間違いないですね。でも「追い越す」ことを証明するのはこれほど難しい。「勝負」の世界とはそういうものですね。
オルフェーヴルの池江調教師の
「現時点での完敗を認めるが、勝つまで何度でも来る」
という言葉は、非常に心に残りました。
さて、そんなことを書いたので、少し関連して、本日は、
「S字カーブ理論」
の話を少々。
「S字カーブ理論」<コトバンク
コトバンクの解説だとかえって分かりにくいですが、大雑把に言えば、
「努力と成果は(すぐには)比例しない」
理論です。
もう少し丁寧に言うと、
最初は難しくやってもやってもなかなか成果につながらない、が、ある時点から、世界が変わったように「簡単に」になり、大きな成果が出る
ということです。
これは、イメージとしては、
ジグソーパズル
を連想してもらうと分かりやすいと思います。
この理論=考え方で大事なのは、
最初の「難しい、成果が出ない」段階のモチベーションです。
ここを、ピース数の多いジグソーパズルに取り組むような感じで、「楽しんで」取り組めれば、非常に楽(ラク)になります。
この
「難しい事にチャレンジしている」快楽
を知ることは大事だと思います。
逆に、最初からサクサク成果が出る、ということは、
ピース数の少ないジグソーパズル
をやってるようなもの、なんですね。
幻冬舎の見城徹さんが、
ということを常々言っておられますが、同じ事を言っていると思います。 この「S字カーブの法則」は、「学習曲線」の考え方とも近いです。 「学習」でもやって直ぐに成果が出る、のは単純な「暗記」ものだけです。 本当に知識を「応用」」して成果が出るのは、やはり時間がかかります。 この考え方は、起業を進めていく上で、とくに今まで経験したことのない「新しいこと」に挑戦する時には非常に重要な考え方になります。 「新しいこと」にチャレンジする時は、 ピース数の多いジグソーパズルをやっている つもりで取り組む、そんな姿勢が良いと思います。 本日はこんなところで。最初から上手くいく仕事は信用しない。誰かがやってる仕事だから。