営業トークの裏には「ホンネ」あり、という話
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
アメリカの国債デフォルトはギリギリ回避ですか、竹村です。
ただ予想より大幅に難航しましたね。最後は共和党が折れた形ですが、この難航ぶりはオバマ大統領の政治的求心力の明らかな低下を示しており、今後も予断ならぬ感じ。
一方、日本では久々にこの方が。昨日はテレビ各局がニュースに。
「脱原発」です。
原発について国民に問えば、「絶対反対」「本当は反対」「なんとなく反対」合わせて7割以上が「反対」だと思いますが、政治家は「しがらみ」からなかなか「反対」と言い切れない人ばかり。
そうなると、小泉さん流の「しがらみ」無い立ち位置からの発言は威力を増します。
まさかもう一度政治の世界に戻って、なんて考えていないと思いますし、進次郎氏との綿密な連携もないでしょう。
ただ、息子はどんどん親父に似ていく感じがします。
ところで、今週の「週刊SPA!」の、この特集がくだらないが面白い。
各業界ごとの「営業トーク」をあげて、それをいう時「ホントは何を考えているのか 」を紹介しています。
例えば不動業。
当日は車でお迎えにあがります。→こちらのシナリオ通りに契約してください!
ご両親とは相談されてますか→親のスネはカジレるの?
どの業界もナルホドと思えるもののオンパレード。
これはFC業界でもありますね。
竹村がこのところ気になっているのは、
FC開発担当者の
「今ならまたとない物件を特別にご紹介できます!」
と言う、不動産屋バリのトーク。
実はこの裏、ホンネは、
「この物件さえ決まれば今月加盟契約だ!」
であることが多いのです。
加盟契約担当者としては「物件の良し悪し」よりも今月の1件、なのです。
営業される側が冷静にそれが分かっていればいいわけですが、中には本部の人がこれだけ勧めるのだからいい物件なのだろう、と思ってしまう方がいて、これは危険なわけです。
こういう事があるので、竹村は「加盟開発営業マン」不要論者です。
少なくとも加盟数100件程度までは、社長か役員レベルが開発責任者として、加盟検討者との面談にあたるべきだと思っています。
そうでなければ、「(良いFCをつくるために)共に頑張りましょう」という握手はできないからです。
FC開発営業マンの「熱心さ」は「今月の1件」のためのことも多いです。
納車まで本当に熱心な新車ディーラーの営業マンをイメージして、ここはひとつ冷静に、です。
本日はこんなところで。
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