竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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祝!リクルート上場!でも竹村はリクルート大嫌い、という話

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こんにちは。

 

米株式急落で専門家が呼びかけ←世界同時株安の懸念?、竹村です。

 

ドイツの経済が陰ってますからヨーロッパはわかりますが、米株安は解せません。今まで高すぎ、という見方もありますが。 さて、本日の日経本紙朝刊の「真相深層」はマクドナルドについて書かれてますが、なかなか興味深い記事。

 

 マクドナルド、米本社との確執(真相深層)

 日本マクドナルドHDのトップに原田氏が就いたのは04年。以来、100円マックやマックカフェ、24時間営業の拡大など、きめ細かいマーケティングで、既存店売上高を11年まで8年連続でプラスに導いた。ところが12年になると原田氏のワンマン体制に微妙な空気が流れた。米国のマクドナルド本社が事業会社の日本マクドナルドの最高執行責任者(COO)として、デビッド・マーフィー氏とマーケティング責任者を送り込んだためだ。

 

要するに、業績のV字回復とともに原田さんの力が強まり、そのワンマン体制が強化されていくのを米国本社が面白く思わない、というところから始まっているわけですね。記事ではそれを「不協和音」と表現してますが、確かに原田さんのような「ワンマン型」経営者はやはりワンマンでなければうまくいかない、ということです。 そして、昨日はついにリクルートが上場。

 

リクルート上場、人材サービス世界一視野

16日の東京株式市場で日経平均株価は一時前日比400円超下げる荒れた展開だったが、リクルートの株価は公開価格を一度も下回らずに推移した。英系運用会社ドルトン・キャピタル・ジャパンの松本史雄氏は「国内の雇用環境が改善するなか、ネット展開による成長性や海外要因に業績が左右されにくい点が評価できる」と話す。

 

今回の上場でリクルートの「ネットによる成長性」にかなりスポットが当たることになりました。リクルート、といえば「分厚い雑誌」や営業マンの営業力という古いイメージをもっている方も多かったので、この会社の改めての「強さ」が明確になった、という感じがします。 その辺は先日このブログでも書きました。 ↓↓↓

ネット時代でより強力になるリクルートの「リボン図」のビジネスモデルとは!?

 

本当に「強い」企業だと思います。ただ、前にも少し触れたことがありますが、竹村自身はこのリクルートという会社が大っ嫌い、なんですね。身近で仕事をさせていただいている方には、その嫌いぶりはかなり伝わってると思います。

 

東進ハイスクール(㈱ナガセ)に入社して最初人事部で採用に関わった25年前から、この会社と付き合い、そこからずっとこの会社と仕事をしているわけです。今年は武田塾のフランチャイズ募集広告をアントレnetに掲載するということで、また新たに仕事をしました。 そして、またまたこの会社の人々とは本当に付き合いたくないなぁ、とまた思ったわけです(笑)。

 

詳しくはブログで書くようなことではない気がしますんで書きませんが、もしかしたらメルマガの方で書くかもしれません。 と書くと、 「そんな事いっても武田塾のFC募集広告をアントレnetに出してるじゃないですか!」 と突っ込まれそうですが、まさしくその通り、なわけです。 出し続けてます(笑)。 そして、まさにそれこそがリクルートという会社の本当の強さ、なんですね。

 

これだけ嫌い続けているのに、使わざるを得ない(笑)。

 

なぜなら他を使って同じ成果が出せないからですね。 掲載費用つまり金額では他のほうがずっと安い。リクルートは高い。営業マンは気に入らない。でもまたリクルートと仕事をする、わけです。 リクルートの半額の競合で倍の広告を出しても、1/10の価格の競合で10倍の広告を出しても、同じ成果があがるイメージがない、のです。 こんなことを書くと結局はリクルートの宣伝につながるわけで、少々癪に障るわけですが、まぁアントレやリクナビが無くなってしまうと困るんで、良しとしましょう。

 

ただ、ささやかな抵抗、はしてまして、今回の武田塾のアントレnetの広告も、リクルート本体から「代理店経由」に途中で切り替えました(笑)。そうするとリクルート本社の方々とやりとりをする必要はなく、広告は掲載できる、というわけです。 竹村と同じ想い(リクルート嫌い!でも使う)、の経営者の方、採用担当者の方、FC開発担当者の方がいらっしゃいましたら、同じような「代理店経由方式」をオススメします。

 

 本日はこんなところで。