竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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箱根駅伝、青学の快走劇の裏には「起業スピリット」あり、という話

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こんにちは。 マッサンはまた面白くなってきました、竹村です。

 

「営業」しなければ、自分の知らない「お客さん」が想像できなければ、モノはつくれないのです。

 

さて、箱根駅伝の青山学院のブッチギリの優勝は、かなりのインパクトのようです。 竹村も丁度実家へ帰る日が往路、実家から戻る日が復路、ということでけっこうみてる時間がありました。 一応今回は母校早稲田ではスターの渡辺康幸監督が引退を表明していて、もしかしたら!なんてミラクルも考えましたが、それは一区ですでに夢潰えた感じ。 その渡辺康幸監督は青学の快走劇を「異次元の走りだった」と称してましたね。 しかし「異次元」を「理解できない」という意味で使ってしまっては、指導者としては完全な負け、白旗すぎます。やはり「ウチだってあのくらい」と歯をくいしばって言って欲しかった、と思います。 周りが予想できなかっただけで、あの快走劇にはきちんとした「裏付け」があるわけですから。急に何かが宿って異次元の走りがつながったわけではありません。

 

それを書いてくれたのがこのブログ。元は朝日と産経の記事らしいですが。 起業精神でつかんだ青学の初優勝>新田 哲史さんのブログ 読んで頂ければわかりますが、起業を考えているこのブログの読者のためにも参考になる内容です。

立て直しに役立ったのは、陸上を離れて仕事をした10年間のサラリーマン生活の経験という。「自分で言うのも何だけど、伝説の営業マンだった。箱根駅伝もビジネスも一緒です」  広島・世羅高で主将として全国高校駅伝で準優勝。中京大から中国電力に進み、1年目に故障して5年で選手生活を終えた。同期が本社で活躍する中、配属されたのは支店の下の営業所。「一番下に回されたお陰で仕事を覚えることができた」。企画、広報、営業と何でもこなした。社内公募に手をあげ、出向して5人で始めた子会社を3年間で100人規模に育てた。

 

チームで伸ばして成果を上げるというのは「箱根駅伝もビジネスも一緒」であり、小さな組織を大きくしたという成功体験が、無名チームを復活させる、というのにそのまま繋がっているわけです。

監督就任当時の青学の駅伝は30年近く箱根から遠ざかっていたという実質ゼロからのスタート。家族を抱えながら会社も辞めて退路を断ったあたり、起業と同じ重い決断です。聞けばこの10年の間には廃部の危機もあったそうで、セコムを一代で日本一のセキュリティ会社に育て上げた飯田亮さんの言葉を借りれば「仕事というのは、やめなければ本物になる。続ければ、必ずものになる」。初の栄冠は起業スピリットと執念の賜物だったのではないでしょうか。

 

勉強になりますね。 本日は世の中仕事始め、こんなところで。