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竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界25年これまで30を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界25年 FC専門家の情報発信。
竹村義宏公式ホームページ www.fc-takemura.com



北方領土問題とフランチャイズの関係とは!?

武田塾
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
 
 
シルバーウィークも最終日!竹村です。
今回の連休は驚くほど天気が良いですね。首都圏の話ですが。
 
8月末からあれだけ雨が続きましたから、その反動ですね。コインランドリーのオーナーは気持ち的に少しお休みでしょうか(笑)、なんて書いてたら週末はまた台風がという予報も。
 
 
さてさて、今朝のニュースをみていて、これはヒドかったですね。
 
f:id:ytakemura:20150923083140p:image
 
 
何がヒドかったって、会談終了後の記者会見の映像ですね。北方領土問題について岸田外省が「話ができた」と言えば、ラブコフ外省は「全く話をしていない」とニヤリ。岸田さんは何も返せず苦笑い。岸田さんとしては話をしようとしたが、ロシア側は聞く耳をもたなかった、あるいは話はしたが「話にならん!」と突っぱねられたか、のどちらかでしょう。
 
会談の最後の方は苦笑いもできなくなり岸田外相の表情がなくなる。会談終了後は席を立てずに目は虚ろで呆然とする、というところまでニュース映像になってしまいました。
 
 
 
この会談は明らかに見切り発車、でしょう。安倍首相としては安保法案を成立させたタイミングでひとつのチャンス、と切り込んだつもりですが、ロシア側はそんなの全くピンチとは思っていない。
 
「領土問題」というのはこちらの論理とあちらの論理が合っていないわけですから、こちら側の状況が良くなったから攻め時、というもんじゃないですね。相手側の事情が変わり弱みを見せたら交渉時、なわけで、こちらの状況が強くなったからといって強気に交渉すればそんなの関係ねーと「決裂」するに決まってます。
 
 
 
この「領土問題」の考え方、というのはフランチャイズにも無関係ではないですね。
 
 
 
フランチャイズにも「領土問題」的なものがあります。
 
それは「加盟エリア」の取り合いです。
 
A社とB社で次に出店するエリアを取り合う、わけです。一番多いのはA社とB社の間のエリアの取り合い、ですね。丁度真ん中ということではなくても、距離的時間的にはA社に近いが、人の流れとしてはB社に流れる、とか難しいわけです。
 
A社もB社もつながっている、現在そこからお客さんもきているのでウチのエリアだ!と主張します(笑)。
 
つながっている、といえば全部つながっているわけです。右腕エリアは右肩から左肩でつながっているので左腕まで「俺のエリアだ!」と主張するわけです。
 
これはある意味、既存店の実績が好調なフランチャイズの宿命です。逆に言えばエリアの取り合いが起こらないフランチャイズは不調だ、ということです。やってるオーナーたちが次を出したくないわけですから。
 
エリアの取り合いにもならず、今でさえお客さんが少ないんだから、近くにつくられたら死んじゃうよみたいなことが起こっているのが、というのがダメFCなわけです。
 
正直なところ、今、武田塾のFCではこの既存校の増校の際のエリア調整が難しいところです。「次にどこに出したい」という既存オーナーからの希望を本部が交通整理し決めていかなければなりません。
 
かなり難しい調整なのですが、これはきちんとやっていきたいと思います。
 
 
そんなエリア問題を起こさせないやり方、というのもあります。竹村もいろいろなやり方でのFC加盟開発をしてきました。その中には目の前のエリアの取り合いを怒らなくする、というFCの加盟開発のやり方もありました。
 
 
例えば、東進衛星予備校は基本的にノンテリトリー、です。コンビニと同じようにテリトリーの保障はしていない、だから交差点の向こう側に別オーナーの東進衛星予備校ができる、ということもある。その競争=東進VS東進の競争が前提ですので、「エリアの取り合い」ということは起こりません。
 
また、ベンチャーリンクでは先に加盟金を払ってエリアを抑える、というエリアエントリー契約が基本でした。牛角をやっている会社が、自社で次につくる駅や他の会社につくられては困る駅を、先に加盟金だけ払って「抑えておく」ことができたわけです。
 
 
ただ、どちらもある程度の成功例、ではありますが、どちらのやり方にも「問題」はありました。
 
「いい点」「楽な点」も大いにありましたが、「いい点」はその後のFC全体の状況によっては一気に「悪い点」に変わる、「楽な点」と思っていたら、それは問題の先延ばしに過ぎなかった、ということがあるわけです。
 
要は時間の経過、その間のFCの状況によって大きく変わってしまうわけです。
 
 
 
で、さまざまなやり方を経験してきた竹村の結論、としては
 
FCにおいてエリアの調整は避けるわけにはいかない
 
ということだけです。
 
 
本部にとって最も大事な仕事ですが、こうすればうまくいく!なんてやり方はありません(笑)。
 
 
ただ、加盟者側にもってもらいたいマインドセット(心得)というのは、多少あります。もちろん本部がしっかりエリア調整をする、ということが前提ですが。
 
そのへん週末のメルマガで。