竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

フランチャイズ業界30年 FC専門家の情報発信。
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藤原和博氏の「ニッポン人の時給」で考えるフランチャイズオーナーの「時給」とは?

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こんにちは。

 

今日は昼間少し時間があったので、舛添さんに対する集中審議をテレビで見ていました。

 

予想はしていましたが、まぁなかなかひどいもんでしたね。グレーな部分について一問一答で詰めていく質問と言うより、ひとつひとつについて知事として一体どう思うか?と言う意見を聞くような質問の連発。

舛添さんが、「大変申し訳無く思っている、反省している的な答」の繰り返しでした。

やはり、「法には触れないが不適切=不適切ではあるが違法ではない」という域から離れることができませんでした。

結局今回のこの事件?は、政治資金規正法がビックリするほどのザル法である、という事を世に知らしめたという価値で終わる気がします。

 

 

さて、昨日は日曜日ですのでメルマガを配信しています。

知って差がつく! 新フランチャイズ発想法 第323号


「赤ペンチェック」のコーナーで取り上げた藤原和博さんの本の中に出てくる、「ニッポン人の時給」。メルマガでもふれましたが、やはり図で見るとわかりやすい。

 

 

年収いくら?ではなくて時給いくら?の視点で考えなければ、いい仕事はデキない、という説は、激しく同意。

 

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サラリーマン・公務員の時給は3,000円から5,000円あるわけです。だから学生たちがまずはサラリーマンを目指す、というのも当然なのかもしれません。アルバイトの4倍~6倍稼げるわけですから。

ただ、それが本当に高いのか?という話です。

 

この図の1万円を境に「右半分と左半分」であり、右半分になるためのキャリア戦略を立てろよ、というのが藤原さんの主張です。

 

フランチャイズで言えば、自分が店や教室に入り、つまり自分の労働力を投下するタイプの脱サラ個人向きFCは、やはり時給換算でいうと、かなり低いものになります。年収自体は多くても労働時間が長くなるので、時給は低い。

そして、自分が抜けたら一気に儲からなくなるので、次の展開ができないというのがこの型のFCの最大の問題です。

 

なので、竹村は、

フランチャイズは多店舗展開してこそ価値がある

と言い続けています。

 

だから、最初は自分自身が入っても、軌道にのったら自分は抜けても店や教室が回る、人に任せてOKなビジネスモデルを推奨しているつもりです。

 

自分は店に入らずビジネスオーナーとしてフランチャイズを形できれば、これは時給としてはかなり上を目指せるはずで、8万円も夢じゃないですね。

 

この本はサーティーワンのFCでそれを実現しているオーナーの書いた本。

働かずに1億稼ぐ考え方

働かずに1億稼ぐ考え方

 

 

ちょっと勘違いさせるようなタイトルではありますが、内容はFCビジネスで多店舗、拡大していく志向の方には大変参考になるものです。Amazonの中古でも簡単に手に入るのでオススメ。

 


しかし、先ほどの「ニッポン人の時給」について、竹村の仕事で考えてみる少々反省しなきゃならないですね。

 

今までやってきた仕事を振り返って、「営業」×「フランチャイズ」という2つの分野で1/100レベルの仕事はしたと思います。その2つを軸にした掛け算、まさに藤原さんいうところの「1/10,000」の希少性を武器に、今仕事ができていると思います。

 

しかし、時給は8万円には遠く及びませんね(笑)。

 

確かに、上の図でいう「専門家」としての1万円は超えていると思いますが、1万円では単なる専門家、ですね。

 

まだまだ精進が足りません(笑)。

 

フリーになった頃は朝5時から起きて仕事をしていた時期もありました。その辺がちょっと甘くなってきたかなと反省。時給8万円を目指して頑張ろうかと思います。

 

本日はこんなところで。