藤原和博氏の「ニッポン人の時給」で考えるフランチャイズオーナーの「時給」とは?
こんにちは。
今日は昼間少し時間があったので、舛添さんに対する集中審議をテレビで見ていました。
予想はしていましたが、まぁなかなかひどいもんでしたね。グレーな部分について一問一答で詰めていく質問と言うより、ひとつひとつについて知事として一体どう思うか?と言う意見を聞くような質問の連発。
舛添さんが、「大変申し訳無く思っている、反省している的な答」の繰り返しでした。
やはり、「法には触れないが不適切=不適切ではあるが違法ではない」という域から離れることができませんでした。
結局今回のこの事件?は、政治資金規正法がビックリするほどのザル法である、という事を世に知らしめたという価値で終わる気がします。
さて、昨日は日曜日ですのでメルマガを配信しています。
「赤ペンチェック」のコーナーで取り上げた藤原和博さんの本の中に出てくる、「ニッポン人の時給」。メルマガでもふれましたが、やはり図で見るとわかりやすい。
年収いくら?ではなくて時給いくら?の視点で考えなければ、いい仕事はデキない、という説は、激しく同意。
サラリーマン・公務員の時給は3,000円から5,000円あるわけです。だから学生たちがまずはサラリーマンを目指す、というのも当然なのかもしれません。アルバイトの4倍~6倍稼げるわけですから。
ただ、それが本当に高いのか?という話です。
この図の1万円を境に「右半分と左半分」であり、右半分になるためのキャリア戦略を立てろよ、というのが藤原さんの主張です。
フランチャイズで言えば、自分が店や教室に入り、つまり自分の労働力を投下するタイプの脱サラ個人向きFCは、やはり時給換算でいうと、かなり低いものになります。年収自体は多くても労働時間が長くなるので、時給は低い。
そして、自分が抜けたら一気に儲からなくなるので、次の展開ができないというのがこの型のFCの最大の問題です。
なので、竹村は、
フランチャイズは多店舗展開してこそ価値がある
と言い続けています。
だから、最初は自分自身が入っても、軌道にのったら自分は抜けても店や教室が回る、人に任せてOKなビジネスモデルを推奨しているつもりです。
自分は店に入らずビジネスオーナーとしてフランチャイズを形できれば、これは時給としてはかなり上を目指せるはずで、8万円も夢じゃないですね。
この本はサーティーワンのFCでそれを実現しているオーナーの書いた本。
ちょっと勘違いさせるようなタイトルではありますが、内容はFCビジネスで多店舗、拡大していく志向の方には大変参考になるものです。Amazonの中古でも簡単に手に入るのでオススメ。
しかし、先ほどの「ニッポン人の時給」について、竹村の仕事で考えてみる少々反省しなきゃならないですね。
今までやってきた仕事を振り返って、「営業」×「フランチャイズ」という2つの分野で1/100レベルの仕事はしたと思います。その2つを軸にした掛け算、まさに藤原さんいうところの「1/10,000」の希少性を武器に、今仕事ができていると思います。
しかし、時給は8万円には遠く及びませんね(笑)。
確かに、上の図でいう「専門家」としての1万円は超えていると思いますが、1万円では単なる専門家、ですね。
まだまだ精進が足りません(笑)。
フリーになった頃は朝5時から起きて仕事をしていた時期もありました。その辺がちょっと甘くなってきたかなと反省。時給8万円を目指して頑張ろうかと思います。
本日はこんなところで。