【起業なんて簡単だ!】「起業のとらえ方」の違い~サラリーマン家庭と商店の息子と
こんにちは。竹村です。 午前中UPの記事に関連して。
これは、よく言われることであり、竹村もこれまでの経験からその通り、と思うんですが、 親が、 商売等、個人事業主 なのと、 サラリーマン、公務員など「月給取り」 なのでは、本人の「起業」に対する考え方が大きく違ってくる、のです。
「三つ子の魂百まで」とまではいかなくても、やはり「育った環境」の違いは大きいです。 「商売人の息子」というのは、やはり「商売のいい面、厳しい面」両方みてきている方が多い。 一方、一般的なサラリーマン家庭に育てば、やはり、 「真面目に勤めれば」毎月給料が入ってくる、という感覚が身に付きます。 かくいう、竹村は「商店」の息子で、まわりの友達も多くがそうでしたので、いわゆる「サザエさん」的な家庭というのは、まさにテレビの中や、話に聞く世界でした。
当時の竹村酒店は1日の売上が20万円くらいだったと思います。月給分くらいのお金が毎日入ってくる。幼い頃は「ウチは金持ちなんだ」と思ってました。 ところが、壁掛けのカレンダーにはいくつものグリグリの丸印があり、そこに「○十万○千円、○○屋」とか赤マジックで書いてある。問屋への支払いですね。 そのうちに、親父とお袋が、この赤マジックの数字を睨みながら、日々戦々恐々と1万円札を数えている理由がわかってくるわけです。 「なんだ、この沢山の札束はウチのお金ではないのだ。」 「問屋に支払って残ったのがウチのお金で、売れなければ月末残らないこともある!」 なんて、子ども心の「危機感」をもったのを今でも覚えています。
やはり「商店の息子」として身に付いた「感覚」があるのです。 竹村の例を出しましたが、親が商売をしていた子ども、というのは、多かれ少なかれ このような、 「商売の不安定さ」 と、そして逆に 「それでも何とかなるもんだ」 という感覚がベースにあるような気がします。 今の時代の商売があの当時(40年前)の商売より、どれだけ難しくなっているか?というのはよく考えます。 確かに「商売が難しく」なっていることは事実でしょう。
ただ、「個人」がどんどん勝負できて、勝ちやすくなっている、 ますます勝ちやすくなる、 というの手応えはヒシヒシと感じています。 と書いたら、 ホリエモンが「拝金」という小説の中で書いていた「基準」を思い出しました。 億万長者の「おじさん」が主人公に、 「起業して会社を大きくする」なんて簡単だ、 ということ語る例えが面白い。
起業して「年商1000万」なんて「義務教育」レベル。 だから、ちゃんとやれば失敗する奴はいない。 そして、 「年商10億」になるのは、有名大学に合格するくらいの難しさ と言い切ります。 流石、堀江さん。 もうそろそろ「塀の中」から出てこられるはず。 再度、「起業ブーム」には旗ふって欲しいものだと思います。
本日はこんなところで。 読んでいただきありがとうございます。
拝金 (2010/06/17) 堀江 貴文 商品詳細を見る |